神様の御用人
発売日 :
2013/12/25
“御用人”を命じられた青年の東奔西走の日々が始まる!
野球をあきらめ、おまけに就職先まで失った萩原良彦。彼がある日突然命じられたのは、神様の願いを聞く“御用人”の役目だった。人間味溢れる日本中の神様に振り回され東奔西走する、ハートウォーミング神様物語。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048662703
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みんなのレビュー
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合縁奇縁2024/05/16782ネタバレありなんで今まで読まなかったと思うくらい面白い。神様と人を結ぶほっこりする物語。今回の依頼神は「一言主大神」「大神霊龍王(橋姫)」「大年神」。野球をあきらめ、おまけに就職先まで失った萩原良彦は、モフモフの狐神の黄金(方位神)に行き成りから、古事記やら民話やらに登場する神様たちの御用を聞いて回る人間「(仮)御用人(パシリ)」にされる。人間味溢れる日本中の神様に振り回され東奔西走し、黄金と共に良彦の神様クエストが今幕を開ける!ひきこもりでネットゲームをやっている一言主大神とメル友になったり、俵藤太秀郷に恋をした
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しのぶ2016/10/25559主人公が頼りなく感じたが、だからこそ迷って考えて神様に伝えられる事があるのだろう。主人公の成長を見守れる温かい話でした。
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ひさか2016/06/035372013年12月メディアワークス文庫から刊行。文庫書下ろし。シリーズ1作め。4篇の連作短編。ファンタジー。神様の御用とは何なのか?。人の身で、それをどうさばくのか?と興味津々で読み始めました。上手にまとまっていて、人気シリーズなのが頷けます。方位神とのかけあいに、くどいところがありますが、面白く、楽しめました。次作に進みます。
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seacalf2017/05/19516神様の数え方をご存知だろうか?答えはこの本の中に。豆知識をさりげなくちりばめられたお話の数々は面白かった。八百万の神々が親しみ溢れるほどデフォルメされて登場するので可愛いらしくとっつきやすい。だが、練りきれてないキャラ造形や粗野な台詞回しなど、粗さが目立って何度か怯む。でもそんなことはどこ吹く風の圧倒的な読者数。日本はすっかりラノベが浸透しているのですね。わざとライトテイストにした方が読者は増えるのかしらん。などと毒を吐きつつ次回以降に期待したい。神社詣でがますます楽しくなる作品になってくれますように。
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た〜2014/10/02509神様が妙に人間臭かったり、それでも人間に対して理不尽であったり、人間の神様に対する姿勢の変化で力を失いつつある神様の願いを叶えるお話。神様のお話だけれど、人間に対しても同じことが言えそうだな。 ところで私も黄金を抹茶パフェで餌付けしたりもふもふ撫でたりしたい
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