Canon
発売日 :
1992/12/01
夏休み、佐智のサロンコンサートで託生はバイオリンを弾くことに。掴まえたい、夢を、義一の心を──。
天才少年バイオリニスト・井上佐智のサロンコンサートで、託生はバイオリンを弾くことになった。自信は自惚れでなく努力の積み重ね、曖昧は身を滅ぼす─。佐智の言葉に初めて一歩を踏み出した託生。心を庇い、傷つきたくなくて逃げてきたけど、追いかける、掴まえたい、夢を、愛する義一の心を──。託生とギイの恋物語。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 565円(本体514円+税)
- ISBN: 9784044336035
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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真理そら2024/04/0441シリーズ3作目。天才バイオリニストの少年・佐智のサロンコンサートに招待されたタクミくん。輝かしい受賞歴のある面々と共に演奏する羽目になったタクミに音楽家としてのプライドの高い彼らの目は冷たい。ギイは大食いすぎると思う。佐智の聖矢への一途な思いが可愛い。弓道部の吉沢は弓を引いていないときは優しく不器用なので高林泉はもやもやする。
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れみ2014/03/2227タクミくんシリーズ3作目。夏休み、佐智のサロンコンサートに招待された託生とギイのお話。2人のカノンを想像しながら読みました。と、高林くんと吉沢くんのお話もドキドキした(^^)
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扉のこちら側2014/08/2416再読。2014年558冊め。シリーズ再通読しようとしたが、2巻が見当たらず3巻へ。聖矢さんと吉沢くんはお気に入り。
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パラ野2014/05/1315ネタバレあり古典強化月間。校外CPの片割れの別荘で音楽の演奏会。伊豆なのか。いろんな音大生が集うサロンに招かれて演奏会。全員何らかのコンサートの入賞者。三年のブランクでいきなりプロ一緒に練習。トーストかじかじ。音楽に関しては、読者に配慮してる。説明ではなく、何気なく溶け込んでる。遠距離恋愛や、仕事会えない将来を感じさせながらも、今を選ぶ。でも、離れていても、繋がる方法だけは見つける。母親との関係。もう一編は理解がある母親。
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扉のこちら側2010/01/22111998〜1999年頃に読んだ。
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