ゼロから始める魔法の書

発売日 : 2014/02/08
世間知らずな魔女と獣の傭兵の魔法書ファンタジー!
教会暦526年――。世界には魔女がいて『魔術』が普及していた。そして、世界はまだ『魔法』を知らなかった。そんな時代、人々に”獣堕ち”と蔑まれる半獣半人の傭兵がいた。日々、魔女にその首を狙われ、人間になることを夢見る彼だったが、ある日森で出会った美しき魔女がその運命を変える。 「――戻りたいのか? 人間に。だったら傭兵、我輩の護衛になってくれ」 ゼロと名乗る魔女は、使いかた次第で世界を滅ぼす可能性すらある魔法書【ゼロの書】を何者かに盗まれ、それを探す旅の途中だという。傭兵は、ゼロの力で人間にしてもらうことを条件に、大っ嫌いな魔女の護衛役を引き受けるのだった……。2人は【ゼロの書】のカギを握る魔術師 “十三番”を追って王都を目指すのだが――!? 禁断の魔法書をめぐって絡み合うそれぞれの思惑! 気高き魔女と心優しき獣人による極上ファンタジー登場!!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048663120

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みんなのレビュー

  • よっち
    2014/02/11
    自分が書いた魔法の書を奪われたゼロが、半獣半人の傭兵と一緒に取り戻すため旅をするお話。全体の印象としては、結構自分好みの世界観や登場人物で、読んでいて面白かったです。ただその割に思ったほどページの進みが良くなくて、読ませることを考えた時には、あまりテンポのいい文章ではなかった感。二人の関係性を構築していく過程があっさりめで、そこが若干気になりましたが、構成もしっかりと手堅く作られていて、物語として完成度も高かったと思います。ここからどこまで世界観を広げていけるか、その辺含めて次巻以降に期待ということで。
  • 中性色
    2016/01/03
    今更読み始めることに、どこかでおっそーいとか聞こえてきたような。よくもまぁ処女作でここまで一つに纏めれるものだなと。端々のキャラもただ使い捨てにするのではなくちゃんと絡ませてるのがいい。ファンタジーは若干苦手だけれど、王道なのと一人称なために読みやすくなっている。強いていえば、問題の解決自体はいいとしてその次の場面への繋ぎに若干粗があったことくらいかな。あと圧倒的にもふもふが足りない。個人的にはゼロとアルバスが好み。
  • Yobata
    2015/10/01
    魔術を使う魔女が存在する世界で、魔女から贄として狙われる半人半獣の“獣堕ち”の傭兵は山中でとある魔女と出会う。そのゼロと名乗る魔女は彼の命を狙わず,自分の傭兵になれと告げる。ゼロは盗まれた世界を滅ぼしかねない魔法が載る本を探していて…。20回電撃大賞の大賞作。魔法というファンタジーながらも魔女と人間のあり方や強力な魔法という技の扱い方で正義や善悪などを問いてなかなか堅実な所もあるし、ゼロと傭兵の憎まれ口ながらも切りがたい関係なども楽しめて、確かに大賞作だわw本来ならば敵同士の筈なのに惹かれあい共に→
  • 謡遥
    2014/02/16
    読んでる間ドキドキしっぱなしでした。何この動悸……これはもしかして……恋!(チガウ)的な感想です。どうでもいいけどヒロインはCV佐倉綾音ですね異論は認めない(笑)。王道のファンタジーでよく考えてあります。僕としては「狙うな、ゼロに当たる」だけは自分で気づけたのですげぇ嬉しかったです。他の伏線も大変面白かった。続編期待。
  • まりも
    2014/02/09
    すごく真っ当なファンタジー作品。キャラの掛け合いもなかなかの出来だし文章も読みやすいが展開や設定といいすべてが無難すぎて面白みに欠けるかなといった印象。大賞作品なんだからもう少し派手さがあっても良かったのではないかと思う。キャラは皆可愛らしいが個性的なキャラが存在しないのも痛いかな。バトルも魔法を使っているのにすごく地味だったし個性が無さすぎるのも問題かと。ただイラストはすごくぜかまししてて良かった。次巻買うかはわからん。