博多豚骨ラーメンズ
発売日 :
2014/02/25
人口3%が殺し屋の街・博多で、生き残るのは誰だ──!?
人口3%が殺し屋の街・博多で紡がれる、市長お抱えの殺し屋、崖っぷち新人社員、博多を愛する私立探偵、天才ハッカーの情報屋、美しすぎる復讐屋、組織に囚われた殺し屋たちの物語――。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784048663168
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みんなのレビュー
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そる2019/07/16230一応ラノベの分類なのでしょうが人殺しすぎの死にすぎ。逢坂剛の「百舌シリーズ」のようにサクサク人が死んでいく。バックが偉い人って事でも両者は同じなのにあちらはシリアス、こちらはなんだか軽い。しかし登場人物のばらまいたものが全て繋がりムダな話はひとつもない。いわゆる「伏線の回収がすごい!」状態。かなりのばらまきなのに残らず繋がるので感嘆が漏れ、スッキリする。「「ひとりで何でもできるみたいな顔しとるばってんくさ、人間はひとりじゃ生きていけんとよ」(中略)「あんたはもう少し、人を頼ることを覚えた方がよかばい」」
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giant★killing2016/07/12146再読。明日から福岡に行くので、その予習・復習にw 内容は人口3%が殺し屋の街・博多を舞台に、殺し屋、復讐屋、情報屋、拷問師、スリ師、刑事、私立探偵たちが、福岡市長選挙を中心とした事件に巻き込まれていくという群像劇スタイルのお話。ブラックユーモアに富んでいる上に、福岡の方言や地域性を丁寧に描写している点が、ひじょうに自分好みで面白かったです^o^。リンちゃん(本名 林憲明♂)は、主人公であり、ヒロインという一粒で二度おいしいキャラクター。馬場に上手くコントロールされちゃっているリンちゃんマジちょろインw →
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とし2015/06/18144初読みの作家さん、食べ物にまつわる物語と思って読み始めたのに、殺し屋のお話、別々の組織、探偵、刑事、復讐屋、拷問師、情報屋、最後はひとつにまとまって草野球チーム(豚骨ラーメンズ)に最後にもう一の落ちが・・テンポが良く面白く読めた。
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ゴンゾウ@新潮部2017/06/04106タイトルからは全く想像できない内容だった。福岡を舞台にした殺し屋達の物語。序盤は登場人物が多くどのように収束して来るかと思っていたが上手くまとまった。最後は延長戦にもつれこんだが最強の野球チームが結成された。大好きな福岡を訪れたい。
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mariya9262018/04/26103ネタバレありアニメが面白かったので読んでいる人が多いのですね。電撃大賞の本です。登場人物が多く、殺し屋や情報屋、復讐屋、拷問師、スリ師、刑事、私立探偵が主人公になって次から次へと話が進んでいくので、伊坂幸太郎さんの本を読んでいるかのような錯覚をしてしまいます。最後の回収は気持ちがいいぐらい一気に回収されますが、ラーメンとはあまり関係がないです。「博多豚骨ラーメンズ」は野球のチームの名前でした。このメンツでの野球は面白そうです。なかなか面白かったですが、続きは図書館にあれば読みたい感じです。
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