罪色の環 リジャッジメント
発売日 :
2014/03/25
日給400万の再審の結末は、死刑か無罪か!?
過去に無罪を勝ち取った青年・音羽奏一。ある日、拉致された彼が目覚めると、そこは人工島だった。裁判員の一人として選ばれた彼は、その他の男女五名と共に日給400万円である事件の再審判を行うことになり……。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784048664660
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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そのぼん2014/12/2437突然、6人の男女が孤島に集められて『裁判』をすることになって・・・というお話でした。設定的には『インシテミル』や『ライアーゲーム』のようなブラックなゲームを思わせるような形で裁判が進みましたが、結末は思いもよらぬものでした。
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いーたん2015/02/1936非合法・アンダーグラウンド感たっぷり裁判ゲーム。冒頭の始まりから巻末まで、何が起きるんだろうか。どんな展開になるのだろうか。本当に私的死刑を執行するのだろうか。読みながら得体の知れないモヤモヤ感が絡みついてきて、物語に引き込まれてしまいました。ラストは予想外な結末で、不快な終わりではなかったですが、ラストのラスト。『もしもしー』のあとが気になります。 話は変わりますが、個人的には裁判員裁判。やってみたいと思ってます。
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た〜2014/04/0830【心理描写型】色々と突っ込みどころは多いけれど面白かった。色々と怖い話でもある。作者が元警察官ということで犯罪者や冤罪被害、犯罪被害者の心理描写の秀逸さに納得。
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よしりん2016/05/0617面白かった。ダンガンロンパっぽかったりインシテミルっぽかったりもしたけど読みやすくて先が気になってぐんぐん読んじゃった。エピローグは想像どおりだったけどそれでヨシなのかな。あのあとどうなったのかが気になるところだけど。
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ゆうき2015/07/1613ネタバレあり島に集められた6人の男女。彼らはとある事件の加害者と被害者。自らが関わった事件に対し、彼らは再裁判をすることになるが-。オチが一転して平和で、多少のつまらなさは感じたものの、そこにいく過程はとてもおもしろかったです。判決の結果によっては、死刑もありえる。手に汗握りました。媒体は違いますし、そこまでの毒はありませんが、ダンガンロンパの匂いがちらちら。著者に興味を持ったので、違う作品も読んでみたいと思います。
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