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よっち2014/04/0342バビロン崩壊後の古代メソポタミアを舞台とした、異世界古代ファンタジー。どうしても説明が多くなるくらいには、あまり例のない舞台があり、主人公の日本人高校生ソーヤだけでなく、様々な時代や国の登場人物が多数存在し、さらに魔術や幻獣、怪異などが混在するお話で、その辺を許容出来るだけのポテンシャルは、世界観として提示できているのかなと感じました。女神ラクエルとの関係性を否定する序盤の主人公の態度には、ややくどさを感じたものの、全体としては下巻に向けて様々なものを提示した巻だったと思うので、続きを楽しみにしています。
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海猫2014/05/1339作者は本格ファンタジーを書こうとしてそれをライトノベルの枠に落とし込もうと苦心しているのは理解できる。しかしこれはいくらなんでも語り口がマズすぎ。特に冒頭の掴みの悪さ手際のまどろっこしさはかなりしんどい。設定をガッチリ固めてはいてもストーリーとして昇華出来ていないのはかなり問題だと思う。
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メロリン@5月は再読強化キャンペーン!2014/04/0135ネタバレあり94点。素晴らしい世界観の異世界古代ファンタジー作品だと思います。作品の世界観が非常に素晴らしく作者のこの作品に賭ける熱意が非常に伝わってきました。上下巻構成の上巻ですがボクっ娘ラクエルがチートキャラにも関わらず上巻ではその1部だけが垣間見えた状況でラクエルに関しては下巻で真相がハッキリとしてくると思いますが上巻だけでも十分に存在感を示せていたと思います。ラスボスかと思われたグラー(ネルトルナルトク)を倒した?このあとどうなっていくのか。上巻では甚さんの活躍が皆無に等しいので下巻での活躍に期待しています。
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まりも2014/04/0330ラノベとしては珍しい硬派なファンタジー作品。上巻ということもあり盛り上がりには欠けていたけどこういった雰囲気は好きですね。古代メソポタミアが舞台ということもあって最初は説明メインなので物語の進行速度はかなりゆっくりですが後半くらいから動きだすので問題はないかな。弱い主人公が知恵を振り絞って強敵を倒すっていうのはいいな。ラクエルも僕っ娘でかわいいしこれはいい作品だわ。
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Yobata2015/03/2929突然別世界に放り込まれた天城颯也。そこは魔術や魔獣が存在するメソポタミアだった。同じ境遇の〈別の者〉と共に元の世界に帰れる星門を探す一方、自分を運命の相手だと言う女神ラクエルに振り回され…。異世界召喚神話ファンタジー。当然の様に進む設定量の多さと転換の多い場面に最初はついていけず困惑するものの、メソポタミアという世界観の魅力にすぐにのめり込めたw元の世界に帰るために危険な地を歩むソーヤは、その思いに対しては一貫してるものの、ラクエルについてはどう思ってるのかちょっとわかりきれなかったな…wラクエルと仲が→
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