なりゆき斎王の入内 この婚姻、陰謀なりけり
発売日 :
2014/04/25
策略だらけの入内、ダメ、絶対――!? 胸騒ぎの平安恋絵巻開宴!
血筋だけは皇族の塔子は、熊野育ちの元気いっぱいの少女。しかし突然父・左大臣の命で伊勢の斎王に就任させられ、なりゆきで神に仕える日々を送っていた――のだが、父が東宮に呪詛事件を起こしたことが発覚! これで斎王の任が解けると喜ぶ塔子だったが、事態は急転。政敵であり、男色の噂もある東宮への塔子の入内が決定したのだ!! この婚姻には、裏がある――!? 胸騒ぎの平安恋絵巻開宴!
- レーベル: ビーズログ文庫
- 定価: 616円(本体560円+税)
- ISBN: 9784047296015
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みんなのレビュー
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蝶よ花You2015/10/2935読者はヒーローの正体に始めから勘付くのに、ヒロインにはその正体が知らされないまま一巻丸々終わる作品というのは珍しい。しかも、その知らないという状況が不自然ではないので、ヒロインが偽りの姿であり自然体でもあるヒーローを見る視点と、彼の正体を把握した上で見る視点(読者視点)の両方で見られて面白い。他の方も言われているように、この作品で起こる事件を神々の逸話になぞらえて語る様は正直読み難くはありますが、なぞらえる意味もわかるので努力あるのみなのか(笑)。ものの数時間で読める程惹きいれる展開の面白さ。良作です。
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フキノトウ2014/09/1033暁さん、結局最後まで正体明かさずでしたね(^^; 明かしてから~のお話が読みたいな。読者にはもろバレなので、もどかしい!(笑)神話に絡めてくる箇所が多くて読みにくかった。次巻は、糖度UPに期待♪
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フキノトウ2016/07/2725ネタバレあり再読。わりと忘れている部分が多くて楽しく読了。この時代は叔父、姪の結婚は認められているけど、叔父の貴哉は本当にそういう意味で好きなのかな?貴哉の静かで穏やかな佇まいでありながらも、凛とした所が好きです。
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なぎ2015/07/1123ネタバレありちょっと読みづらかったかな〜。最初から暁の正体バレバレですね!ヒロインは気づかないんだけど。最後に正体明かすのかと思いきや明かさないのかー!そのシーンが読みたかったのに。続き読むか悩む。イラスト綺麗です!
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はるき2020/07/0620著者読み。少し昔の作品なので今より粗削り。著者の歩みを振り返る意味で興味深かった。
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