僕らは魔法少女の中

発売日 : 2014/05/10
「――僕たちは魔法少女に飼育されている」
僕らは、魔法少女に閉じ込められている。
 魔法少女『ホワイトノワゼット』。この限られた世界『空殻ファーム』を生み出した張本人であり、僕らの支配者。 『ノワ』は一週間に一人、生徒を生贄として求めてくる。もちろん拒めば命はない。この世界は、彼女の庭なのだ。 閉塞と絶望という華が咲く『魔法少女の庭園』。 そして運命の時がやってくる。 次の生贄に選ばれた生徒、それは僕が最も愛する人だった。 僕は決断する。愛する人を護り、そして絶対の存在である『ノワ』の打倒すると。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048665308

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みんなのレビュー

  • まりも
    2014/05/13
    人の魂を食らう魔法少女と家畜同然の存在となってしまった人間。そんな人間と共に魔法少女に反逆する異端の魔法少女の物語。前半は推理要素が強く少ない情報の中で誰が魔法少女なのか気になりながら読み進めていたら途中からグロ要素満載のバトルに。キャラの掘り下げが少ないのにどんどん死んでいくので読んでいて物足りなさがあったのは残念。まぁ1巻は舞台説明の要素が強かったので2巻以降に期待したいです。ただのバトルものにならない事を祈ってる。
  • サキイカスルメ
    2014/05/16
    魔法少女エグいなぁ……。終末へ向かう世界に現れた魔法少女たちの中の一人ホワイトノゼットに閉じ込められた空殻ファーム、その中で生きる岳哉のお話。前半は閉じ込められた空間で疑心暗鬼、後半は魔法少女とのバトルと展開が早かったですね。うん、こうなるとは思ってなかった。私はバトルよりも、魔法少女が誰かという推理方向に行ってほしかったかな……。ページをめくる手を止められなくなる勢いはありました。リリィが凄くヒロインです。この子は死んでほしくないなぁ。盛大にフラグを立ててるので、続きでどうなるか心配。続きも読みます。
  • T.Y.
    2014/06/12
    人口が1/100に減り、人間の魂を喰らう「魔法少女」に人間が飼育されるようになった世界。水無月岳哉は大切な人が生け贄に選ばれたのをきっかけに、学園を支配する魔法少女ホワイトノワゼットに反逆を試みる。生徒の中から魔法少女を探し出す知略戦…と思いきや、途中で閉ざされた学園の意味が一変する展開は面白い。が、その分普通のバトル物になった感も。今後はどこに向かうのか。生徒会長・鬼崎の壮絶な過去も面白い分あっさりで勿体なさも。そしてやはり、いかなる問題意識に基づきこれが「魔法少女」なのかと問わずにはいられない。
  • tartarous
    2014/05/10
    御影先生は他の作品でもそうですけど、理性と感情のせめぎ合いが見ものです。今回も、魔法少女に刃向って勝てるわけがないという理性と、こんな仕打ち許せるわけがないという感情が常にぶつかり合う。 ここで、ただ感情のパワーが全てを凌駕してしまうのが凡百のラノベですが、そうではない。ただ感情に任せて突っ走るだけの奴は先に死ぬに決まっていて、最後まで冷静さを忘れず、けど他人の感情を理解したうえで行動できた者が生き残る。これが御影作品のルールなのです。
  • KUWAGATA
    2015/07/17
    評価が分かれる作品だと思います。私個人としては、ちょっと露悪趣味的な部分に胸糞が悪くなりながらも、読むのをやめられずに一気に読了してしまった、という感じです。いろいろ突っ込みたいところもありましたが、それだけ魅力のある作品だということでしょうか。どちらにしても、着地点に到達しない限り、判断は下せないような気がします。続けて2巻を読んでいくことにしましょう。