悪魔交渉人 1. ファウスト機関

発売日 : 2014/06/20
存在証明不可能型生命体――通称・悪魔を巡るオカルトミステリー
怠惰な美術館員・鷹栖晶の本当の職務。それは悪魔と交渉し、彼らにまつわる事件を解決すること。ある日、死んだ友人・音井の肉体を間借りする悪魔と共に、戦時中に存在した「F機関」を巡る事件に巻き込まれ――。
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784040702223

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みんなのレビュー

  • スズ
    2017/02/25
    表では寂れた美術館の学芸員、裏では悪魔が関わる事件の解決を行う「WMUA」の職員として、パートナーである親友の遺体に憑依した悪魔と共に様々な事件に挑む鷹栖晶は、突如組織に持ち込まれた壺の中で眠り続ける男の謎に挑む事になるが……。眠る男の謎に迫る内に、「F機関」と名乗る謎の組織の襲撃を受ける晶でしたが、パートナーである音井の能力で何度も窮地を切り抜けていくのが良かった。親友の体で我が儘に過ごす音井に苛立ちを感じつつも、彼を見捨てず、音井も晶を見捨てない関係が良かった。悪魔達の能力が規格外で驚きました。
  • 藤月はな(灯れ松明の火)
    2014/11/30
    ネタバレあり
    初の栗原ちひろ作品でしたが、読み辛かったです。晶と森木さんの関係が苦手な『ノルウェイの森』のワタナベと直子に被ってしまって結構、辛かったです。それと黒幕と生前の音井の気持ちは酷いようだが、分からなくもない・・・。相手から一方的に理想像や演じてほしい像を押し付けられるのって結構、苦痛だし、勝手に幻滅されても「手前の理想なんて知るかよ!」って思ったことがあるからね。志藤さんとナベリウス、音井の死体に入っている悪魔(アンノウン)の性格は人間じゃないのに人間らしい、矛盾に満ちた合理性があって結構、好きです。
  • ダージリン
    2014/06/24
    期待にたがわず、好みの話でした!主人公の晶は唯一、悪魔を視認できる人間で、それなのに心優しさとしたたかさを兼ね備えていて魅力的♪ そんな晶に執着している悪魔との会話が漫才めいていて、晶を好き過ぎるところも気に入ってます(笑)。ヒロイン未満の森木にもがんばってほしい。オカルト設定もいい感じなので、次も楽しみです!
  • chocokuma
    2016/05/22
    ネタバレあり
    初読み作家さん。悪魔を視認出来る唯一の人間晶と事故死した親友音井の身体に憑依した悪魔の不思議なコンビで事件を解決!設定には惹かれるのですが、文章が読みづらく何度か挫折しそうに…。終盤からは少し読みやすくなった気もしますが、シリーズ読みするかは未定。
  • 瀧ながれ
    2014/06/29
    西洋のものである「悪魔」の物語なのに、舞台は日本で主人公も漢字の名前の日本人、という設定の魅力ににやにやしながら読んでたら、中盤で、これが日本の物語でなければならなかった展開に入って、なおおもしろくなりました。悪魔ナベリウスかわいい、いやものすごく物騒な存在だけど、いとおしい、よかったね、と思いました。