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ファンタジア文庫の新刊
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ひめありす@灯れ松明の火2014/11/0938あの子はこの世界にただのひとり。二重写しの世界の中で狂おしく咆哮するしかない、たった一人の妹をどうか救って。振り翳す拳が他者を害した事実は変わらない。だけど誰か一人位、あの子を憐れんでやれたなら。ひとりぼっちでなくなった、薄蒼の羽を持つ天使の少女が願うから、少年は力携え翔ぶ。五色の扉、高い塔の天辺、『方程式』。平行世界と繋がるキイワードは幾つもあれど、世界を変えてみせるのは何時だってたったひとりの愛する少女の願いごと、抱きしめてあげようとする、少年の意志だ。知ってるか、と問われたら、知ってるよ。と答えよう
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Tomokazu Kumada2015/01/0314ネタバレあり命の恩人であり、師匠でもある「アナスタシア」から託された、“天使との調和体である”バイオテスタの少女「フィア」を狙う組織から守り救った前巻。普段から仕事の仲介や情報提供などで色々と世話になっている「ソナ」教授から、度重なる原因不明の暴走により、輸出した大陸政府から調整の為に第三衛星都市へと逆輸入されてくる三頭獣(キマイラ)をモチーフに製造された、“暴走バイオテスタ「暴君(イド)」輸送計画”の警備を依頼されますが、前回の戦いのダメージもあり1度は断りますが……、バイオロジカルファンタジー、シリーズ第2弾。
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まりも2014/06/2214早くもシリーズ2冊目。師の残した研究成果から生まれてしまった不完全憑依体「暴君」を返す為にミソラ、京花が動く。今回はミソラメインではなく京花の掘り下げ、フィアとの親交回。よくわからん化学の薀蓄がちょっと物語のテンポを悪くしているのはマイナスだけど「新約召喚」は明らかに「名詠」と一緒なんだけど違う部分もあるので黄昏色の世界と繋がりがあるのかが気になりますね。フィアはミソラを意識しだしたようですがどうなるのやら。とりあえず敵組織は今回絡んでなかったし今後も期待。MFの新作も楽しみです。
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ツバサ2016/04/2511義姉を見返すために奮起する京花が好印象。痛い目に遭うけどちゃんと反省して前を見るのは偉い。義姉のエリスが普段は京花にツンツンしてるのに、なんだかんだ京花のこと心配しててギャップ萌えですかね。続きが楽しみ。
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Ency [L-N]2014/06/209秘密の憑依実験により創り出された、幻獣とバイオテスタの不完全融合体「暴君(イド)」の存在を知ったミソラは、その暴走を止めるべく動く…! 2巻でした。「新約召喚」が完全に「名詠式」で一体どういう事なの…、というのは置いといて。「ネクサス事象」と並行世界に関わる向こうの世界の福音機関とは別の機関の存在が明らかになったり、新キャラが続々登場したりで、油断してると置いてかれそうになるぜ! メインの話はミソラの同級生で理装執行者な新キャラ京花さんの在り方とフィアとの交流の話で、こういう親交を紡ぐ系の話いいよねー。
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