自称分析官ヴィルヘルムの迷推理
発売日 :
2014/06/25
軽妙に二転三転する論理が楽しい、にぎやか日常分析ミステリ!
可憐な容姿に似合わず、どんなものでも分析しないと気が済まない残念な女子大生。彼女は今日もどこからか、分析の種を見つけてきて――くだらなくて楽しくて、温かい。そんな日常の裏の裏まで、楽しんでみませんか?
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 605円(本体550円+税)
- ISBN: 9784048667074
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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まりも2014/11/1634デタラメ分析シリーズの続編。大学生になったテルとカモトキ君の話。大学生編という事で前作と比べると全体的に大人しめですが真相を明かさない曖昧な感じは相変わらずで分析が題材の作品ならではの面白さがありました。やり取りはテルとカモトキのイチャイチはカモトキが高校時代よりデレている気がして良かった。残念な点は高校生編のキャラの出番が殆どない事ですね。特に三雫さんの不在は深刻なうさぎさん不足になるので次巻があるなら妹、スエと共に復活させて欲しいな。
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(●▲●)とらうまん(*^◯^*)2014/08/1732【★★★☆☆】電撃文庫『赤村崎葵子の分析はデタラメ』の続編で、大学生になっても相変わらずなコンビによる分析コメディが楽しめます。 はた迷惑でクセのあるキャラしかいない中で、巻き込まれ系主人公に見せかけてなんだかんだテルの暴走分析に乗ってくれるカモトキくんはある意味ツンデレ、言動にいちいちテル大好きオーラがあふれてて良いバカップルだなとw 巻末の特設コーナー(蛇足)も健在、しかし例によって真相や謎の解釈は読者に丸投げ。初見の人は戸惑うかもだけど、本作はこういう作品ですww
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Yobata2014/07/1928大学生になったなんでも分析しなければ気が済まない赤村崎葵子は大学生になっても分析三昧の日々を送る。それに付き合わされる加茂十希男と共に無知という恐怖に挑む…。電撃文庫で高校生だったテルとカモトキ君がMW文庫で大学生になって再び登場。テルとカモトキ君のコンビの分析は好きだったので、続きが出てくれて嬉しいなw大学生になったテルは周囲からの目を学び、高校ではやたら構わずやっていた分析をカモトキ君の前でしかしなくなったし,オシャレにも目覚めて大人びたねぇw表紙のテルなんか変貌してるwしかし中身は自分の好き放題に→
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ささやか@ケチャップマン2014/07/2412「赤村崎葵子の分析はデタラメ」がMW文庫に移籍して、大学生なって続編。まずは続きがでて嬉しい限り。この調子でどんどん売れてほしい。スタイルは変わらないが内容は電撃文庫のときよりもおとなしい感じになっていて軽いタッチ。2巻目のようなカタルシスを期待したいところ。ただ、キャラクタが絞られた分、テルがコメディリリーフとしてよりヒロインとして可愛さが増しているのでそれはほんとグッジョブ。でも三雫さんはどうして出てこないの? え、メインヒロインなんでしょう? え?
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るか2014/12/0711電撃ではなかったので気付かずに読むのが遅れてしまいました。相変わらずやっていることは変わらないですが前ほど吹っ飛んでない分大人しくなってしまった印象で前のが個人的には好みでした。三雫さんがいないことも残念です。でも続編を期待していたこともありますし読めたことはよかったと思います。大学生になりテルとカモトキ君の関係もちょっと変わってきているようですしその過程を読めたことは嬉しかったです。大人しくなったことも大人になったと考えれば普通のことなのかも知れないですねと勝手に納得してみました。
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