通り過ぎた季節(なつ)
発売日 :
1994/12/01
天才少年バイオリニスト佐智は、離れて暮らす母を訪ね、奇妙な事件にあう…。これは、佐智と聖矢の出会いの物語。
デビューリサイタルを目前に控えた天才少年バイオリニスト井上佐智は、入場券を手に、離ればなれに暮らしていた母を訪ねる。が、待ち受けていたのは、奇妙な事件であった。あわやのところを、自称大学生(?)山田聖矢に助けられる佐智だが…。佐智の中でどんどん膨らむ聖矢の存在。これは、“タクミくんシリーズ”佐智と聖矢の出会いの物語。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 586円(本体533円+税)
- ISBN: 9784044336097
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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真理そら2024/04/0641シリーズ7作目。スピンオフかも?佐智と聖矢の出会いの物語。なぜ佐智の両親が離婚したのか、佐智がバイオリンを強く愛するのはなぜかが分かる巻。こういう出会いだったから聖矢に会える少ない機会に子供のように聖矢のもとに佐智は走っていくのねと納得した物語。
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れみ2014/04/0626タクミくんシリーズ7作目。今回はさっちゃんと聖矢が出会った頃のお話。祠堂もギイも託生も出てこない完全なるスピンオフでちょっとミステリー風。さっちゃんのお母さんのマリコさんが可愛らしく素敵です。
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扉のこちら側2014/08/2420再読。2014年562冊め。この後のすれ違う4年間で本編に出てくる佐智になるのか。大木さんもマリコさんも聖矢さんも好き。
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椿2015/05/0412再読。託生もギイも出てこないので、これはタクミくんシリーズじゃない、と処分してた。再度、ブックオフで購入。私の井上佐智のイメージは厳しくて怖くて恐ろしい人なので。13歳のさっちゃんが可愛らしくて、ちょっとぬけてて和んだよ。
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チカチカ2014/05/0511再読。タクミくんシリーズ番外編。井上佐智と恋人山田聖矢の出逢い話。佐智は中1(13才)にしてはちょっと幼いですが、一芸に秀でて大人に囲まれているにしては我が儘も言わず素直に育っていると思う。その分井上社長はワンマン過ぎて昔も今も読んでいてムカつく(怒)。こんな見え透いた嘘がバレても佐智が従うと思っていたのかな。佐智が壊れたのは間違いなく父親のせいだよね。と感じるのはわたしの感情がこどものままなせいか。ここを経て「CANON」の二人に繋がるからか佐智が時折見せる大人びた様子かショタとは思いませんでした。続→
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