神なき世界のト-メンタ-

発売日 : 2014/09/10
死刑囚の王女と優しき拷問官が怪異を謎解くノーブルダークファンタジー!
時は中世。王族(レギアス)と貴族(アリスト)が覇権を争う絶対階級のこの世界には刻まれた烙印により主従が決まるという残酷な理(ことわり)が存在する。かつては王の命に従い、その暗殺技で数多くの人間を殺めてきたジグだったが、今は表向きには拷問官をしながらも罪なき者を救うという日々を送っていた。 だがある日、無実の罪で殺される死刑囚の王女アリシアを救ったことによって王族たちの陰謀へと巻き込まれることになり……。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784048668644

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みんなのレビュー

  • どれっど
    2014/09/12
    「僕の暗器はこの肉体だ」ってそれ絶対に隠せてないよ!? という、ちょっと珍しいファンタジーミステリ作品。でもメインはボーイミーツガールだったかな。バトルはおまけです。推理を通してジグとアリシアの距離がだんだん縮まっていく感じがとても好きでした。気付けば拷問室が癒しの空間になっていたよ。ひどい印象操作だ(褒め言葉)。前作が前作だったので身構えながら読んでいましたが、やっぱり犯人は当てられませんでしたよ……。
  • しぇん
    2014/09/09
    元警察官という異色の経歴でMw文庫でデビューされた仁科先生の二作目は何故か電撃文庫。正直、拷問官なんてついてるこのタイトルはどうなんだろう?と思いましたし、前作と経歴から異世界にするのどうなんだろう?と思いましたが、上位者に逆らったら即死ぬ烙印設定など理不尽さを増すのには上手く利用されてるかなと思いました。一作目の罪色同様細かい事にこだわらなければ楽しめるかなと感じました。唯、終盤のバトルは何か微妙……。
  • 晦夢
    2014/12/09
    なかなかにえげつない世界観。身分制度にしたがって、上位の者には逆らえないという世界。メアリーが可哀想過ぎてならない…、ほんと夢も希望もありゃしない。なんとかメアリーが救われて欲しかった。序盤のアリシアとジグのやり取りはすごい好き。コンセプトとしては面白いのだが、いきなり事件が大きすぎた気がする。
  • 黒崎ディートリッヒ
    2014/10/14
    <王族>と<貴族>が争う異世界。拷問官の青年ジグは、拷問官でありながら一切拷問を行わず、ただ無実の死刑囚を救い続けていた。そんな彼の運命は、死刑囚の王女アリシアを助けたことから変わりはじめる。 異世界ファンタジー。義賊っぽい主人公で、ダーク系で少しのグロ要素あり。まぁ作家さんが元警察官だったということもあって、異世界ファンタジーながら作者の経験を生かした作品?的な物語で、バトルシーンの描写は丁寧だった。 でも一番怪しげな奴が黒幕、っていうのは露骨だ。黒幕にするならもう少し見た目は普通な奴が良かったかも。
  • ナナミン
    2014/09/22
    面白かった。人によって評価が分かれそうなのはダークさ加減かなぁ。俗にいうダークファンタジー的な残酷さと、ミステリ的なエグさとは違うと思うので。凶器隠しのトリックもよく考えると非常にヤヴァイ。読んでる間は「烙印」の設定を著者がこの物語に盛り込んだ理由がわからず、ミステリ的な小道具か?と思っていたので、エピローグにて明かされた真実には唸らされました。確かにプロローグから一貫して烙印世界の救済に焦点は当てられていたなぁと。実にいい終わり方でした。次巻も期待しています。