美堂橋さんの優雅な日々。 変人たちの愛と答え
発売日 :
2014/09/25
優雅な皮肉屋×天然女子高生。人気ミステリー第4弾!
ガラクタにも、変人にも、トラブルにも、物語がある――。とある街の摩訶不思議な骨董店。店主は変人な元刑事、美堂橋。居候の女子高生、百合と共に平和な日々を過ごしていたが、刑事時代の因縁の事件が再発し!?
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784048669627
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みんなのレビュー
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りゅう☆2019/01/1196遥と弓子の出会い、別れ、妊娠、葵との結婚。3巻で沸き上がった疑問。その真実が明かされる。先を考えすぎる遥に非はないが、結論に至るまでが早急すぎるような気が?でもそれは若さ故?梓とは家族になれないと言った理由、葵の梓への思いもなんだか極端すぎるような感じだけど要はみんな不器用なのね。また朱里はなぜ離婚を申し出たのか、これも愛の深さ故。でも烏丸の気持ちを思うと別れしか選択肢はなかったのだろうか?疑心暗鬼だった全ての事を収拾した手紙の存在は大きいね。そして気になる百合と美堂橋の関係。最後の2行に思わずニンマリ。
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ぽぽ♪2014/11/0620ネタバレありついに完結。全体を通して、スッキリしない部分はありますが、梓と両親、遙との関係がいびつな物では無かった事に安心しました。問屋の自ら壊れないと生きていけないってのは、切なかったです。梓と百合もいつになったら恋な展開になるかと思ってましたが、ラストでやっとタイトル通り恋に発展したみたいで良かったです。
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ミィ2015/02/2614シリーズ最終巻。皆が其々の答えを見つけるお話。美堂橋さんと百合ちゃんの関係が微笑ましい。最後はほっこり。うん、なかなか良かった。
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しずく2014/09/2514大好きなシリーズ、最終巻でした。とっても素敵な物語だったと思います。三人称のブレや構成が至っていないような点はあったものの私は好きです。でもすっごく惜しかった点を一つ。エピローグは十分想像できたから蛇足に思えました。これがなければ余韻がもうちょい響いたかも。けど何がなんだろうと好きな物語には違いありません!ーー”どうか君の人生に幸あらんことを”不思議なことに、百合の「美堂橋さん」と呼ぶ声が脳内で響いた。遥かにとっての美堂橋、では美堂橋にとってのそういう存在はーー?冒頭はラストに続くんですね。下に続きます。
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lollipop2015/06/1512ネタバレあり前回出てこなかった百合ちゃんの登場でなんだかホッとします。相変わらずの朝の寝ぐせやヘドロのようなキャラクターが描かれたワンピース(美堂橋曰く、魑魅魍魎)も健在で、百合の美的センスが窺い知れます。美堂橋じゃなくてもイヤかも(笑)最終巻だけあって今までの伏線が思いっきり露わになりました。どうして朱里さんが烏丸に別れを告げなければならなかったのか・・・が、ちょっと私には分からなかったな。百合母が預かった手紙をさっさと送り届けてくれさえしていたらこんな事にはならなかったかったんじゃないかと・・・
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