送り屋 死者を送る優しく不器用な人たち 2
発売日 :
2014/09/25
死者の話に耳を傾け、その本当の想いを知ろうとする。 優しき事故調査員たちの物語。
死者の口から真実を聞き、事故の有無を探る調査員。彼らは亡き者の想いに耳を傾け、その願いを叶えていく。新人の青年も足掻きながら迷いながらも、“よき”調査員になるべく一歩一歩進んで行こうとするのだが。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 627円(本体570円+税)
- ISBN: 9784048669399
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みんなのレビュー
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あっか2018/08/1353えー!!第3章で、まさかの、そして切なすぎる真実が判明。思い返せば、あれもそれも。伏線は多々あったのにまったく気づかなかった…第1章、第2章はふむふむと普通に読んでいたのですが、すべてがここに繋がるための布石だったんですね。第3章は家族の話なこともあり、ずっとウルウルが止まりませんでした。綺麗にまとまった印象。続編はないのかー。まだまだダメダメな主人公がどう成長していくのか、もう少し読んでみたかったです。
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はつばあば2020/04/2743なんと!うっかり見逃していました。そうなんですか昇天するって難しい感情なんですね。送る人・・葬儀屋さんの本も先日読ませて貰いましたが、心を込めて見送ってくれる人が家族以外にもいてくれるって有り難いですね。コロナで今亡くなる方が増えてきていますが、自分は関係ないなどと思わず自粛して頂きたいものです。自粛せず自由を満喫された方には不服はないでしょうが・・
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いーたん2014/09/3031『俺はあいつらの唯一無二の存在になりたい。でも・・・』自分も妻と2人の娘を持つ立場です。寺島先輩の気持ちは分かります。分かりますが、もし、自分が寺島先輩の立場だったら、そんな風に思えるのか。。。時々、もし自分が死んだら残された家族はどうなるのだろう?と考えたりもします。事故?病気?自然現象?自殺?他殺?何が起きるか分かりませんから。。。その時、自分は未練を残してこの世に留まるのだろうか?それとも。。。いろんな想像をしてしまいす。だからこそ、どんな最期が訪れようとも寺島先輩のように生・逝きたいと思いました。
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chocokuma2016/10/0921ネタバレあり先輩…1巻から伏線があったのに全く気付かず衝撃の展開でした。格好良いな~。まだ失敗もあったけれど託実の成長を感じました。続編はないのかな。
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よっしー2021/05/1616ネタバレありいつぶりでしょうか?やっと続編が読めました。美咲の指導ぶりはスパルタに見える部分はあれど、託実の事を考えてくれてるんだろうなというのは分かりました。でも、成長に一番一役買ったのは寺島先輩ですね。切ない展開ではありましたが…。笠原さんの事も無事に片付き、良かったです。送り屋として必要な事と駄目な事、失敗したからこそ学んだ託実の今後が楽しみです。
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