月影骨董鑑定帖

発売日 : 2014/10/20
「……だから、俺は骨董が好きじゃないんです」
東京谷中に居を構える白藤晴には、骨董品と浅からぬ因縁があった。そんな彼のもとに持ち込まれた骨董贋作にかかわるトラブル。巻き込まれないよう距離を置こうとする晴だったが、殺人事件へと発展してしまい……!?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 660円(本体600円+税)
  • ISBN: 9784040703718

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

富士見L文庫の新刊

  • 悪魔さんの8畳ワンルーム甘やかしごはん
    NEW
    悪魔さんの8畳ワンルーム甘やかしごはん
    悪魔風レシピが、お疲れOLのお腹と心を癒やします!
    夕日 (著者) / イトコ (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 旦那の同僚がエルフかもしれません 2
    NEW
    旦那の同僚がエルフかもしれません 2
    どんなときも、私が君の帰る場所。最強夫婦のおもてなしファンタジー第2弾
    竹岡葉月 (著者) / コタチユウ (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 二階の悪魔さん 地獄への帰り方、探してます。
    NEW
    二階の悪魔さん 地獄への帰り方、探してます。
    地獄の侯爵アヴナスの(非)日常系四畳半喜劇!
    谷崎泉 (著者) / 稲荷家房之介 (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 百華死亡遊戯 冷遇妃の瞳は後宮の命花を映す
    NEW
    百華死亡遊戯 冷遇妃の瞳は後宮の命花を映す
    その瞳、死の運命を見通す――ひ弱な下級妃が非凡な力で挑む後宮デスゲーム
    もえぎ桃 (著者) / とよた瑣織 (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 朧の花嫁 四
    朧の花嫁 四
    この水平線の先に、愛しいひとがいる――。人気の大正純愛物語、第4弾!
    みちふむ (著者) / 鴉羽凛燈 (イラスト)
    発売日: 2025/08/12
    富士見L文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • ひめありす@灯れ松明の火
    2015/11/30
    はじめて読む作家さん。び、びーえるっぽい気配がする……。うぅ……、頑張って読むー。谷根千は好きな土地で、舞台にした本も色々好きなのがあって。だけどこの本は少し薄暗くて、観光地ではなく人が住んでいるお寺の街なんだなあと改めて思いました。色々ワケアリっぽい三人の男性達。まだ明かされていない謎が色々とあるのかも。謎自体はあんまり魅力的じゃないので残念でした。幾らなんでも下種すぎるだろう。掻き回されバラバラになってしまった家族が可愛そうです。きなこさんとわらびさんが可愛くてもっと二匹を眺めていたいなあと思いました
  • はつばあば
    2019/09/03
    「鎌倉おやつ処・・」と同じ作者とは読み終わるまで気付かなかった。骨董品というものは高額で平民には縁の無いモノと認識していたから余計難しく考えたのだろう。それよりお墓の傍に住むいわくありげな男二人に重さを感じたのかもしれない。世の中に背を向けて暮らしていても世間はほっといてくれない。「鎌倉おやつ処・・」でもそうだったが血の繋がらない親戚でも幼馴染でも、友人がいてくれるってことが一番のメインだと思う
  • カナン
    2016/11/04
    最初からここまで訳アリ感出す必要ある?ってぐらい、すっごく事情抱えてますっていう雰囲気の主人公晴と、同居人&幼馴染。皆結構いい歳なのに、やり取りや表紙絵が非常に若々しくナイーヴ過ぎて最後まで違和感が残る。事件は特にインパクトがあるものではなく、ひたすら直情型の蒼一郎に振り回される苦労性の晴と、我が道を行く国崇。犯人探しも犯行理由も呆気なく、ぶっちゃけ骨董に関する蘊蓄もあまり関係なく、欝々とした晴の過去と彼の挫折話を少ない語彙で執拗に繰り返すので延々と似たようなシーンが続きます。一冊目でもうおなかいっぱい。
  • 2015/11/06
    棚にあったので手にした初読みの作家さん。さくさくと♪3人のキャラがハッキリしてて読みやすかった。あたしは国さんが一番好みでした。お話しは何となく読了…。
  • ううち
    2015/06/12
    初読み作家さん。物憂げな主人公の性格のように淡々と話が進み、メインのキャラも好き嫌いが分かれそうだけど、自分は嫌いじゃないです。骨董にまつわるウンチクがたくさんあって面白かったです。質素な食事もなかなか良いものです。季節外れだけど鍋いっぱいのおでんが食べたくなりました。