Re:ゼロから始める異世界生活 5

発売日 : 2014/10/31
絶対不可避の死の連続の中、全てを見失ったスバルの行く先は――
「もう、いいよ。――ナツキ・スバル」
――エミリアとの最悪の別離より三日。逃げるようにして身を寄せたクルシュ邸で、レムの献身に甘え、心を腐らせていくスバル。そんな折、自分の在り方に迷うスバルの下へ、エミリアの窮地の報せが届く。
「そうだろ……俺がいなきゃ、駄目なんだって。絶対」
『エミリアを救うことで、己の価値を証明する』――昏い考えを胸に、周囲の制止を振り切りスバルはロズワール邸を目指す。だが辿り着いた懐かしの地でついに、スバルは本物の【悪意】と対面する……。
激動と波乱の第五幕。絶望と死の螺旋、迫る。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 814円(本体740円+税)
  • ISBN: 9784040671222

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みんなのレビュー

  • θ(シータ)
    2015/08/02
    「俺のせいじゃない……俺のせいじゃない……俺の、せいじゃ……ない……!」エミリアとの最悪の別離で逃げるようにクルシュ邸に身を寄せレムに甘え、心を腐らせていくスバルに最愛の人の窮地の報せが届く第5弾。これは…いくらなんでも辛すぎるだろ…!!スバルが酷過ぎて本当に見てられない。確かに落とすのは作品として大事な事かもしれないけどここまでするか!?まさにこれが本当の絶望というべきものなのか…でも、そんな絶望の中で一際目立っていたのがレムの健気さと不憫さ。レムはもう正ヒロイン決定だろ!星5つ【⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️】
  • まりも
    2016/08/14
    Web版既読。無力な少年が運命に抗うために死に戻りをする物語の第五弾。エミリアと別れ、クルシュ邸に厄介になるスバルを描いた話。うーむ、今回もストレスマックスな展開ですなぁ。唯一の癒しはレムが可愛いことくらいやで。ペテルギウスも登場した訳ですが、彼の狂気っぷりは中々の衝撃具合でした。スバルの自分勝手具合に、ペテルギウスの狂気と途方も無い闇まで加わった事で、前回を超える鬱屈した展開となっており、読むの結構しんどかったです。とりあえず次の短編集でお口直ししよ。
  • よっち
    2015/04/17
    エミリアと最悪の別離を経て、治療のため逃げるように身を寄せたクルシュ邸で焦燥感を募らせていくスバルを描く第五弾。自分の実力不足を感じながら、エミリアの隣にいたい、力になれるはずだと思い詰めていくスバルと、そんな彼に複雑な思いを抱えながら献身的に支えるレムが、どうにもならない状況に追い込まれて繰り返し絶望を突き付けられるのはなかなかしんどかったです。スバルに対するレムの想いの大きさは改めて感じましたが、死に戻ったとしても容易に覆せない状況をどうやって巻き返すのか。乗り越えて笑顔になれる展開を期待したいです。
  • 2019/01/31
    怒涛の地獄巡り。負の場面が満載。レムの尊さだけが救い
  • まっさん
    2019/03/23
    ネタバレあり
    ★★★★ アニメで視聴者を阿鼻叫喚の地獄に叩き落としたペテルギウスが登場する巻。初見の時軽く鬱った記憶がある…笑相変わらずスバルは自分の行動に正解を見いだせないまま迷走中。どういうふうに立ち直るか知ってても少しイライラしてしまうのは仕方ないのかな…笑そんなスバルを護るために命を使い果たしたレム。スバルを救うために傷だらけになりながら最後の最後でペテルギウスに嬲り殺される様は読んでて辛かった…四肢を砕かれ一度は息絶えながらも最後にスバルを解放するために命を絞って尽力するところはもう号泣ものでした…