最後の晩ごはん ふるさとだし巻き卵
発売日 :
2014/10/25
椹野道流書き下ろし! 世にも不思議な常連客がいる真夜中の定食屋、開店!
若手イケメン俳優の五十嵐海里は、ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれてしまう。
全てを失い、郷里の神戸に戻るが、家族の助けも借りられず……。
行くあてもなく絶望する中、彼は定食屋の夏神留二に拾われる。
夏神の定食屋「ばんめし屋」は、夜に閉店し、始発が走る頃に閉店する不思議な店。
そこで働くことになった海里だが、とんでもない客が現れて……。
幽霊すらも常連客!? 美味しく切なくほっこりと、「ばんめし屋」開店!
全てを失い、郷里の神戸に戻るが、家族の助けも借りられず……。
行くあてもなく絶望する中、彼は定食屋の夏神留二に拾われる。
夏神の定食屋「ばんめし屋」は、夜に閉店し、始発が走る頃に閉店する不思議な店。
そこで働くことになった海里だが、とんでもない客が現れて……。
幽霊すらも常連客!? 美味しく切なくほっこりと、「ばんめし屋」開店!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784041020562
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みんなのレビュー
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しんごろ2015/05/21527面白い!一気に読み終えました 個人的にはロイドが好き! キャラがいい! ずっとシリーズ化してほしいです(o^_^o)
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スズ2019/02/03407捏造スキャンダルで芸能界引退に追い込まれ、実家からも見捨てられて自暴自棄になっていた俳優の海里は、町の不良に暴行されていた場面を夏神と名乗る男性に救われる。日替わり定食オンリーの定食屋を経営する彼の元で暫く住み込みで働かせて貰う事になった海里だが、そこは幽霊も迷い込む不思議な店で…。誰からも必要とされずに心が軋み続けていた海里が、お客さんの「美味しい」や料理を通して海里の心を支える夏神に助けられながら成長していく姿が面白く、ひたむきに料理に向き合う姿勢も好印象で、自分の居場所を見つけた海里の今後が楽しみ。
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たっくん2016/07/04377ネタバレありミュージカル俳優五十嵐カイリ、若手女優との濡れ衣スキャンダルで芸能界追放、事務所を解雇され、故郷神戸へ戻るが、家族にも見放され・・絶望の中、夏神留二の定食屋「ばんめし屋」で働くことに。日没から夜明けまでやっている不思議な店には、カウンターの隅っこに幽霊の青年がぼつねんと坐っている。そして、昔ロンドンで作られ留学した主人と共に日本に来た眼鏡、付喪神ロイド。最後の晩ごはんは関西らしいだし巻玉子が、態度にあらわさぬ悲嘆、存在を諦めなければならない悔しさを解き放つ・・。まさかのファンタジー。
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夢追人0092019/09/30219全く初読み作家の椹野道流さんでしたが実は恥ずかしながら女流作家さんである事も知りませんでした。私はBL小説が苦手ですので男二人の主要キャラに内心怯えながら読んでいましたが結果は何とかセーフで安堵しましたね。速水もこみちさんにそっくりな主人公の五十嵐海里が誤解の女性スキャンダルの為に芸能界を追われて故郷の神戸では家族にも見放され、でも定食屋「ばんめし屋」店長の夏神留二に救われるのですが人情物の料理小説かと思いきや幽霊男にメガネ男ロイドと意表を突くキャラが出て来る異色の味わいに笑いあり涙ありで楽しめましたね。
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Tanaka2017/01/22219軽い気持ちでサラッと読めていい。非現実な内容だけど(笑)
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