オ-プニングは華やかに
発売日 :
1995/07/01
複雑に揺れる想いを胸に秘めて、ギイと託生、章三や泉たちの季節はめぐっていく…。せつなさ100%の恋物語四編。
ねえギイ、自分の気持ちもつげられないほど、こんなに誰かを好きになるなんて、ぼくは思いもしなかったよ…。全寮制男子高校・私立祠堂学院を舞台に、複雑に揺れる想いを胸に秘めて、ギイと託生、章三や泉たちの季節はめぐっていく。託生のギイへのせつない想いを描いた名作「決心」ほか、「セカンド ポジション」など4編を収録。お待ちかねの大人気シリーズ第8弾です!
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 628円(本体571円+税)
- ISBN: 9784044336103
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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真理そら2024/04/0843シリーズ8作目、と順序を気にしていたけれどこのシリーズはタクミくんたちの高校2年生時代の話を様々な角度から描いているので順不同でも構わないのかも。番外編的な『暁を待つまで』から読み始めたのでタクミくん達の1年生時代が分かるので良かったかも。吉沢は相変わらずカッコイイ。泉クンにはもったいない気がしないでもない。
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れみ2014/04/2028タクミくんシリーズ8作目。託生と初日の出を見るためにギイがとった行動にびっくりさせられる。このなかではやっぱり赤池くんが主人公の「セカンドポジション」が好き。柴田先輩がカワイイ(^w^)ラストの「イヴの贈り物」を読んで、次は「ロレックスに口づけを」を読むことにしました。ごとうしのぶさん書かれている“年が明けてから激動の平成七年”という言葉に、もしや…?と調べてみると阪神淡路大震災とオウム真理教関連の事件があった年だったんですね…確かに…。
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扉のこちら側2014/08/2421再読。2014年563冊め。章三視点の話がよかった。
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椿2015/03/0611再読。短編集。「セカンドポジション」の赤池くんの一人称がよかったよ。最初は、ギイに反発してたんだなぁ。
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チカチカ2014/05/059再読。「決心」はギイと両想いになった直後のGWの話。実家に帰省した託生にギイからの電話。機械を通じて聞こえるギイの声に耳元で囁かれてドキドキする託生。不安の残る託生にかかる二度目の電話。温かい気遣いのギイに託生は少しずつ前向きになっていく。このまま、彼を好きでいてもいいのかもしれない。『神様、僕に勇気をください。すべてをギイに晒け出すことのできる、潔いまでの、勇気をください』という託生の気持ちに、初読時には涙しました。続→
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