ご恩、お売りします。 恩屋のつれづれ商売日誌
発売日 :
2014/11/15
「花屋は花を、本屋は本を――恩屋は恩をお売りします」
どんな願いも叶えてくれるという都市伝説「恩屋」。「じつは幽霊」「ヤクザからも恐れられている」など、真偽不明の噂は絶えない。その店主・恩屋幸太郎を訪ね、今日も事務所に困った事情を抱えた人が訪れる――。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784040703985
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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ううち2015/03/1325表紙の和服男子に一目惚れ。なんとも不思議で切ない体質?の主人公。事件はハード目ですが、全てのお話が絶妙に絡み合っていて読みやすく面白かったです。最後のお話はもしやと思って期待してしまいました。これがデビュー作とはすごいですね。続きも読みたいです。
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にに2015/11/1924「面白そうだけど、薄っぺらい結末かな」とか思いつつ購入したあの時の自分を叱り飛ばしたい。それぐらい面白かった。伏線もたくさんあってワクワクしたし、恩屋さんの「体質」の設定も良かった。最終話なんて泣いてしまったし、本当に恩屋さん良い人。ぜひ二巻の発売を希望!_________「恩屋幸太郎を、今後ともご贔屓に」
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はな2015/01/2124図書館本。周りの人が1週間たつと、自分とかかわっていた記憶を無くしてしまうというのはどんなに喪失感が大きいのだろうかと感じる。どうしてそんなことになってしまったのか、過去のストーリーとか家族の話も知れたらいいなぁって思う。続編が出れば読みたい。
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ぷに2015/04/1122フォロワーさんの感想と表紙を見て購入。1週間しか人の記憶にとどまることが出来ない恩屋さん、切なすぎる… 人に忘れられてしまうと覚悟しながら人と関わる勇気はどれほどのものなのだろうと、自分に置き換えても想像しがたいくらいつらいものだと思う。それでも人と関わる恩屋さんは人が好きなんだなぁって思いました。最後の『恩屋の流儀』にはうるっとさせられました。
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chocokuma2016/12/2520ネタバレあり初読み作家さん。恩を忘れないことを条件にどんな願いも無償で叶えてくれる『恩屋』。恩屋さんの体質が切ない。それでも自分を忘れない人を探すために、人と関わり続ける…いつか報われる日が来ますように。なぜそんな体質になってしまったのか明らかにされていないので、恩屋さんの過去が気になります。
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