悪魔交渉人 2. 緑の煉獄
発売日 :
2014/12/20
悪魔が視える青年と相棒の悪魔が挑む、爆弾不在の連続爆破事件
横浜で開催されるアートプロジェクトの中枢を担う、植物との共生をテーマに掲げる建築家・新田に、悪魔の気配を感じ取る晶。新田は「僕は爆弾魔に狙われている」と晶に囁く。実際、連続爆破事件が起こっていて……
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784040704425
シリーズ作品
一覧で見る
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
-
つたもみじ2015/01/2718情報量過多の人物設定諸々紹介的な1巻を経ての2作目。世界観がぐっと広がった感じで、面白かった。横浜で開催されるアートプロジェクトの中心人物・新田から仄かに感じる悪魔の気配。「爆弾魔に狙われている」という新田の言葉通りに爆破事件は起こっていて…。晶と音井(の中の悪魔)との関係が前作よりも近しく、殺伐とした雰囲気も薄れ、漫才のような掛け合いも見られて良かった。筋肉エクソシストの圧迫感が異常。個人的にオセという悪魔のビジュアルは某悪魔絵師のオセニャンで塗り固められているので、今回のオセは馴染めなかった…
-
ダージリン2014/12/1615ひとの心の願いをめぐって、別の悪魔オセが絡み、エクソシストのジローラモ神父も横やりを入れてきたりとにぎやかになりましたね。森木のレギュラー入りもうれしいです!会話の妙もハイテンションで大好きです(笑)。
-
にゃんこ2018/01/1513前作よりも、音井(中身は悪魔)が人間らしくなってる気がする…。主人公:晶よりも、交渉が上手い気もするし(笑) 今作、新たに登場の悪魔:オセ。そのオセにも気に入られる晶って、やっぱり悪魔寄り?
-
紅羽2016/03/0512晶と悪魔な音井との掛け合いが漫才のようで、愉快でした。今回は結構重いお話なのに、あまり感じさせなかったのは、二人の漫才のおかげでしょうか(笑)新登場のジローラモさん。時折あの独特なノリにモヤモヤしましたが、読み終えてみるとそんなに拒絶感はないかな…。次回も楽しませてくれる事を期待します。
-
クルミ2025/02/039横浜をあげてのアートプロジェクトのための会議で、晶は植物と建築の共生を謳う建築家・新田と出会う。彼から仄かに悪魔の気配がした。彼は爆弾魔に狙われているというが、言葉どおり、爆破事件が連続して起こる。しかし、爆弾の破片さえ見つからないという奇妙な事件。ジローラモのキャラが濃すぎてうざい。信じるって怖いとさえ思う。森木が一作目よりしっかりしてるように思えた。
powered by
レビューをもっと見る