メッセージ
発売日 ：
2014/12/25
榎田ユウリ、伝説のデビュー作。シリーズ最大の衝撃的展開が訪れる！
恋を覚えたばかりの美青年・魚住真澄は、クリスマス間近、病院でさちのという少女に出会う。
重い病を抱え、耐えるように生きる彼女に、魚住は「おれのお母さんになって」と告げる。
困惑しつつも、次第に魚住と打ち解けていくさちの。
遊園地に行きたい彼女のため、魚住は久留米も誘って、煌めくような冬の一日を過ごすが……。
魚住が初めて知る、胸が苦しくなるような幸福の時間。そして……。
シリーズ最大の衝撃、第三巻。
重い病を抱え、耐えるように生きる彼女に、魚住は「おれのお母さんになって」と告げる。
困惑しつつも、次第に魚住と打ち解けていくさちの。
遊園地に行きたい彼女のため、魚住は久留米も誘って、煌めくような冬の一日を過ごすが……。
魚住が初めて知る、胸が苦しくなるような幸福の時間。そして……。
シリーズ最大の衝撃、第三巻。
- レーベル： 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価： 704円（本体640円＋税）
- ISBN： 9784041017685
シリーズ作品
一覧で見る
角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
-
takaC2017/08/25113冷めた目で見ていたはずなのに気がつけばのめり込んでいた。2回開いただけの一気読みだった。計85分。
-
じぇりい2014/12/2796ネタバレあり何度読んでも泣けます。そして今回一番泣けたのが魚住が亡くなった家族を思い出した場面。魚住も久留米も色々と少しずつ前に進んでいます。
-
りゅう☆2017/08/2289ネタバレありさちのの寂しさや病気を知った魚住は彼女にお母さんになってと言う。だが突然、魚住の目の前で交通事故で死んでしまう。親しい人達の死の悲しみを閉じ込めて生きてきたのにショックで久留米を拒絶し、魚住は死を選ぶ。魚住に拒絶された久留米もツライ。お互い悩みもがき苦しすぎる。だが彼女から久留米へのメッセージを見て初めて泣いた魚住。やっと壁を乗り越えられそうな2人に安堵しつつ、何気に久留米への気持ちを漏らした魚住。それを胸に秘め、抑えてたのに久留米の理性が止まらずまさかの久留米からの濃厚キスにキュン死寸前でございました…
-
みい。2014/12/2569ネタバレあり待ちに待った３巻目。もおいろんなことが一気に押し寄せて、 魚住くんも久留米もそして私も大混乱です。そして、目蓋が大決壊。ほろほろと涙が止まらなくて困っています。内容はのべません。読みましょう。文章にするにはもう少し時間がかかるかな。もう一度、何度となくじっくり読んで、言葉を紡ぎたいです。いろんなことがあった巻だけど、229ページから最後まで、すごくすごく気持ちが暖かくなって、何度も何度も読み返しました。
-
カロリーナ2015/03/0368☆4 シリーズ第3弾。感情が欠落気味ながらも、少しずつ人間らしさを取り戻していく魚住。どこか陰を背負うさちのという少女との出会いで、大きな局面を迎える。青春群像劇。まさに「生と死、喪失と再生」の巻でした。壮絶な人生にありながら、それでも魚住くんは周囲に恵まれていますね。マリやサリーム、濱田の存在がとても心強い。ほんと、生きるって痛いんだよね。さちののメッセージが後押しになって良かった。このまま幸せになってほしいなぁ。
powered by
レビューをもっと見る
