断末のミレニヲン 1 君を連れてあの楽園まで

発売日 : 2015/01/01
『薔薇のマリア』の十文字青が贈る過激で残虐な屍霊叙事詩、ここに開幕!!
アトルは剣の王国の勇将・父ハラルに従って兄達と共に馬の王国へと赴き、その帰り道で《異変》に遭遇する。野営の最中、まるで伝え聞く屍霊のような者達に襲われたのだ。アトルら剣の王国の使者と馬の王国の姫達一行は近くの街リンネへと避難するが、そこにも屍霊の大群が。人々は恐れ、混乱し、屍霊達が全てをのみこんでゆく。そしてアトル達の運命までも・・・。『薔薇のマリア』の十文字青が贈る過激で残虐な屍霊幻想一大叙事詩、ここに開幕!

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みんなのレビュー

  • よっち
    2014/12/28
    剣の王国の勇将・父ハラルに従って兄達とともに馬の国へ赴いたアトルが、返礼のために同行した姫たちを伴った帰り道で、突如屍霊の群れに襲われる物語。それぞれの思いや物語を語られる登場人物たちが容赦なくその襲撃に飲み込まれていく絶望感が半端なかったですが、最初の方では周囲の女の子が気になって仕方ないお年頃の半人前だったアトルが、葛藤を抱えながらも多くの思いを引き継いで成長していく姿は良かったですね。ただ結局この襲撃の原因も分からないまま、無事逃げ切ったとも言い切れない状況で、次巻でどうなるのか気になるところです。
  • まりも
    2014/12/31
    剣の王国の猛将として知られる父、優秀な兄姉に囲まれて育った主人公アトル。そんなアトルが兄、父と共に馬の王国の姫コーデリアを護衛する道中で突如化け物に襲われ…な話。十文字青が描くゾンビ作品なだけあって序盤からハンパない絶望感です。彼らの事情や思いが語られる事で状況の悲惨さ、絶望感が更に増しますね。そんな状況の中最初は頼りない思春期真っ盛りのアトルが父、兄の意思を受け継ぎ成長する姿は輝いて見えました。ゾンビが出た原因など謎も多い上に救いすら見えない状態ですが、今後どうなるのか次巻も期待ですね。
  • アウル
    2015/01/04
    ファンタジーの世界でパニックホラーモノ。始めから絶望しかないのに話が進んでも絶望とはどうしようもないな。女好きで自分の事を卑下しているアトルが後半になるにつれ精神的に成長していく姿は頼もしく感じる。ゾンビの謎も気になるわ、最後の引きも絶望感が漂っているわ、どうなるかワクワクしてしまう。兄貴いいキャラだったな。イラストも話の雰囲気とマッチしてて良かった。
  • わたー
    2015/01/17
    ★★★★★想像以上にエグかった。ファンタジー世界でゾンビやグールといった人の死体からできた魔物は割とポピュラーだが、それをバイオハザードのようにリアリティたっぷりに描写していくという作品はあまりないのではないだろうか。1巻では主人公と親しい人物たちがあっけなく死んでいったり、絶望に次ぐ絶望な展開でかなり面白かった。イラストとの相性も良く、絶望的な状況だからこそエロ描写がよく映えた。強い味方が今回、かなり退場してしまったので、ここからどう物語が動くのかかなり楽しみ。
  • S.T.
    2016/02/24
    ネタバレあり
    面白かった!猛将の次男として生まれながら、長男と姉に比べて才気走ったところのない主人公が友好国の姫や侍女を連れてのゾンビパニックからの決死の逃避行。まず何と言っても、登場人物がすごく良い。もちろんその良さは破滅との隣り合わせからくる輝きだけれども。主人公を心配しつつも認め、勇敢に戦って散っていく家族。お人形のような佇まいだったのが、仕える者の死を目の当たりにして覚悟を決める姫。もちろん後事を託された主人公も。そして、侍女キルシャとの恋の末路は辛すぎる…。壮絶な決死行。これ2巻楽しみだけど怖すぎるよ!。