半翼の逃亡者

発売日 : 2015/01/20
殺人の容疑者と被害者の亡霊――理想と真実を求める二人の逃亡劇!
和平交渉のさなか、何者かに襲われた女性外交官フェリータ。目を覚ました彼女が見たのは、相手方の大使アンドレアの遺体だった。しかも、殺人の容疑で捕縛されたフェリータの前に現れたのは、アンドレアの亡霊で!?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040704722

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2015/03/31
    ネタバレあり
    翼を持つ民と持たぬ民が二分し争う世界。和平に向けた話し合いの中、大使が殺害されてしまう。罪を着せられた半翼の女性、フェリータは無実を叫び逃亡者となる。ミステリとロマンスのバランスがよく、背景の設定もわかりやすくきちっとしていてとてもよかった。最後予定調和的な展開がないところも感情移入度を上げてくれた。
  • Bellzerica
    2015/01/26
    物語としては探偵物に近い感じなのでしょうが、物語に起伏が薄く感情を揺さぶられることが殆どありませんでした。フェリータのキャラ造形だけは好みだったものの、とにかく印象に残りづらいなぁと。残念ながら新作が出ても買うことはないです。
  • 凍矢
    2015/12/17
    やはりこの方の作品は、微妙過ぎるー。全然、内容が理解できないし、結末が見えるのですもの。えっと、面白くないのに、読書日数は、1週間もかかりました。日にちが勿体なかったなぁ。
  • ✝高菜✝
    2015/01/24
    <A>対立意識の残る国家間での和平交渉。主人公フェリータは志同じくする大使アンドレアと出会い、平和への道筋を確かなものとしていった……はずだった。序盤の二人の外交的な交流から、事件発生までの第一部がドラマチックで引き込まれる。その後の逃亡劇についてはワンパターンだったけれど、ミステリもよく活きていたのでさわやかな読後感でした。主人公フェリータは生い立ちにより誤解と偏見に晒され、自分に自信が持てないでいるわけですが、どんなに絶望的な状況でも自分の夢を、使命を捨てない姿勢が素敵です。
  • 2015/02/22
    まさにタイトルの通り逃亡者というべきか。冤罪をかけられた自分の容疑を晴らすために犯人を追っていく。北部の翼人と、南部の自ら羽を捨てた者たち、その北部と南部の調停の最中に起こった殺人、殺された大使と殺人の嫌疑をかけられた主人公である外交官。一方は逃亡者として、殺された大使は幽霊となって一緒に犯人を追う。なかなか面白くってよかった。こういうファンタジー世界でのミステリって増えてほしいものだと思う。