テンペラ風狂伝
発売日 :
1995/12/01
環境も性格も正反対の美大生・藤野と富樫。反発しながらも次第に求め合い、才能を解き放ってゆく2人だったが……
自分の才能が呪われたものだと知りつつ美大では優等生の仮面をかぶる藤野。彼が惹かれたのは環境も性格も正反対の無骨など同級生・富樫だった。2人は反発しながらも次第に求め合い、才能を解き放ってゆく。そんな時偶然出会ったのは、日本画家・豊川。彼に本質を見抜かれた藤野は京都に誘われ、引き寄せられてゆくが…。芸術家を目指す青年達の、切ない恋と成長の物語。 ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 550円(本体500円+税)
- ISBN: 9784044346072
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みんなのレビュー
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nono2020/02/0616ネタバレありBL。積み本攻略。シリーズ第1弾。美大に通う優等生の藤野と、粗削りな才能の持ち主の富樫の、芸術に取り組む若き彼等の物語。 己の嗜好から逃げ腰の藤野が破天荒な富樫と出会った事で、自らの性癖を含めて進む道を模索する前半と、一転京都での淫らな内弟子生活^^の後半。突然何ゆえ京都に抱かれに行ったのか?と思いはしましたが、絵と向き合う若き彼等の苦悩と恋する気持ちとの折り合いに焦れったい想いを抱きつつ、さらりと読了。
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速水 舞2015/10/270芸大に通う二人の若者の物語。途中、二人が離れる展開があり、どうなるんだ?とドキドキしましたが、最後には戻ってきましたね!どことなく代表作の富士見シリーズを彷彿させる気がします。
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なぎ0読了
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レイタ2015/07/180ワイルド系美大生×繊細系美大生。中盤までの人知れず悩んでいた主人公が、わあわあやりながら同居してスケッチにのめり込む辺りは面倒くさいながらも青春小説している。(榎田作品のlargoとかこういう芸術学生カプを読み易いBLにしてるのは好物です)しかし後半はジュネ特有の?何故京都で先生に抱かれて求めてるの?え、何小林って?と怒涛の展開を見せ攻めがいなくなり私も混乱する。ただラストできっちり恋愛が始まる感じがあってスッキリしている。ドロドロが気にならないならここで止めとくのが正解。今回は読みます。
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