殺したがりの天使ちゃんは黒木君の夢を見る。

発売日 : 2015/01/31
「それじゃあ、頑張って死にましょうか!」
センシティブノベル作家・からてが紡ぐ初の長編は笑えて、そしてちょっと泣けて?読むと少し前向きな気持ちになれる、不思議な青春ストーリー!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040673530

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/01/28
    周りからヤンキーと見なされ日々を無気力に過ごしていた黒木君、そんな彼の下に天使が落ちてきてラッキースケベで胸を揉んだ事が婚約扱いになり、結婚する為に死んでくれと迫られちゃう話。天使ちゃんがどうにかこうにかして主人公を殺そうとしたり、教室での嫌がらせが陰湿だったりと毒はあるんだけど読みやすい。軽すぎず、重すぎずなバランス感覚は見事。お気に入りキャラは天使ちゃん以上の大天使渚ちゃんですね。理想の幼馴染ですわ。ただ後半の展開が駆け足気味だったのは残念。もう少しページがあれば話に厚みが出たかなと。
  • 半熟タマゴ
    2015/02/17
    あらすじから受けるイメージと実際読んでみての印象がだいぶ違う。勇人の学校での立場とか怪我の事とか結構シビア。話が暗くなってしまいそうな所を天使ちゃんが吹き飛ばしていてするすると読める。これすごくいい話だよ。前作は短編で、今作は長編だからどうなるのかなって思ってたけど期待以上でした。次回作もこのコンビで出て欲しいな。
  • T.Y.
    2015/01/24
    事故で野球を断念し、周囲からはヤンキーと見なされていた黒木勇人は、ある日空から落ちてきた美少女天使と遭遇、その胸を揉んでしまう。天界では胸を揉むのは婚約の印、死なないと天界には行けないということで彼を殺して連れて行こうとする天使。前半は普通の出来のコメディ、持ち味であるブラックさが天使の言行にストレートに出過ぎていてかえって物足りない。しかし後半、黒木を敵視するクラスの嫌らしさは流石の迫力。過去のことに関するあっさりした説明も程良く、最後も綺麗な締めで良かった。
  • サキイカスルメ
    2015/01/27
    ぶっ飛んでるけど爽やかだー!無気力に日々を過ごしていた黒木君の元へ、空から天使が降ってきて死んで結婚してくれと迫られたので委員長を目指して頑張るお話。前回の短編集から、かなり趣向を変えてきましたね。前半はハチャメチャな天使ちゃんのインパクト、後半は黒木君のスクールカーストメイン。渚ちゃん、凄くよい子。最初から渚ちゃんに頼めばよかったんじゃ、と思いましたが大切な幼馴染だからこそ選択肢から無意識に外してたんでしょうね。天使ちゃんはラストの笑顔にやられました。黒木君は演説がカッコ良かったです。面白かったですね。
  • 尚侍
    2015/01/26
    とっても面白かった。いい意味でMF文庫Jらしくないちょっと重めかつ泣ける話で、ドタコメ要素が薄めなのであらすじだけで敬遠せずぜひ手にとってもらいたい作品ですね。話の作りは文字通りの王道展開でとても良かったのですが、その一方で細かいところの描写が全体的に甘く、もう少しエピソードを膨らませていればもっと面白かっただろうと思える部分も多かったので、そういう意味でかなり惜しい作品でもありました。少なくともあとがきであのページ数を使うのであれば、最後の演説の部分にもっとボリュームがあってもよかったと思います。