雨かもしれない 厄介な連中1
発売日 :
1996/01/01
死にたい青年+サド作家が次々ぶつかるミステリー!
自殺志願の美青年・宮城篤史。異色な作風で知られる超マイナーミステリー作家・遠野遼一郎に時にはサディスティックにもてあそばれながらも、遼一郎の館に居候し続けていた。……そんなある日、遼一郎の友人・伊藤が殺人事件の参考人として警察に連行されてしまう。しかもそれは死体の存在しない殺人だった!? 篤史と遼一郎の<厄介な連中>が次々ぶつかる奇妙な事件。期待のシリーズついにスタート!! ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 513円(本体466円+税)
- ISBN: 9784044357016
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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honoka2017/01/2737ネタバレあり【シリーズ1】死体描写が殆どのイケメン小説家遼一郎39才×自殺癖あり美青年イラストレーター篤史28才。どS攻めの篤史への執着としつこいエチが露骨な描写なしで萌える。ホントに美雪は遼一郎の息子なのか?「ホモ」発言多発の嬉し懐かしラブコメ。
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扉のこちら側2014/09/0918再読。2014年691冊め。自殺常習者の居候と、家主のドSミステリ作家のミステリ物。
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ton2016/09/036ネタバレあり昔好きでまた手に取った作品。篤史の複雑さと遠野の無表情でいながらも優しさがいい。居場所があるのっていいなと思う。遠野の息子も出てきて相談事を脅されなからも手伝う姿につい笑ってしまった。
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やっりん102012/01/055BLを読み始めた頃に出会った、個人的にとても思い入れのある一冊。これが完結するまではBLやめられません。柏枝真郷さんの著作の中でも(シリーズ初期は)ずいぶんコメディ色の強い作品なので、他の作品を読んでから「厄介」を読むと驚く方もいるかも。続きはどうやら同人誌で読めるようなので既刊を読み返して首を長くして待ちたいところ。読んでいて「遼一郎可愛いな」と思えたところに年月を感じます……。読後はもちろん「ホーリー・アップル」も!
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きゃべつ2014/04/184ネタバレあり図書館で読んだ「きまぐれなパンドラ」がシリーズ物だと知り一巻購入。ミステリー風味な作風で、実際にあまり殺人が起きないのが安心。売れないマイナー小説家×自殺常習者の美形カップル。にしても篤史は自殺に失敗しすぎで笑った。ここまで成功しないともはや幸運なんだか不運なんだか分からない。自殺願望という重いテーマをここまでコミカルに、かつ日常的に扱う作品は初めてだった。お気に入りは息子の美雪くん。親子揃って好みは似るものなのか。自殺をさりげなく防ごうとする遼一郎さんの気配りが可愛い。美雪くんの出生の秘密が気になった。
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