レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
発売日 :
2015/02/25
心優しき詭弁使いのファンタジー。第21回電撃小説大賞<銀賞>受賞作
巧みに言葉を操って、時には商いをし、時には紛争すらも解決する「話術士」。狐の師匠カズラと共に話術士の修業を積みながら旅をする青年シンは、若き狼の女族長を助けようとして大きな陰謀に巻き込まれていく。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 671円(本体610円+税)
- ISBN: 9784048692458
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みんなのレビュー
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hirune2020/06/0443多分今まで読んだ中で一番理屈っぽいファンタジーでしたね。口先三寸で争い事や揉め事を治めようという現実なら弁護士のような?ネゴシエーターみたいな職業の主人公でした。でも竜的な獣人のハーフならもうちょっと強くても良さそうなのに😅獣人たちが純粋無垢で騙されやすいのと相反して、ご存知人間はまぁ汚いことも騙すことも平気でやる種族ですから!それをどうにか平和的に暮らせるよう調整する…話術士って大変だな❗️あ、あと狐の師匠頼りになるし可愛かった♡🦊
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frosty2015/10/0539表紙に一目惚れ❤︎ あと言葉を題材にしてるから私の中ではかなり的中o(^▽^)o学校にいるにも関わらず、最後の方涙がウルウル(>_<)シリーズ化されないかな〜♪
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よっち2015/04/0439人間と獣人との戦いで命を落としかけたシンが、狐の話術士カズラに助けられて自らも話術士となり、狼の部族の若き族長の少女レアと出会うレトリック・ファンタジー。些細なきっかけから熊の部族と紛争状態にありながら、内部抗争状態にある狼の部族に乗り込むシンと、彼に助けられるだけでなく自らも成長していくレア、そして熊の部族若頭グスタフも交えて戦いの回避に奔走するギリギリな駆け引き、真摯な思いが心を動かす展開も緊張感があって良かったですね。少し切なくなる感傷めいた思いも感じる終わり方でしたが、続きがあったら読みたいです。
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シロうさぎ2015/04/2632獣人である狼族と熊族の対立に、人間の話術師であるシンが巧みな話術をもって問題解決に繰り出すお話しです。話の底は浅いけど気軽に楽しめる本でした。シンのお師匠のきつねさんも可愛いですが、狼獣人の感情表現豊かなもふもふ耳がとっても可愛いらしいです。
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ううち2015/03/2731表紙に惹かれて購入。あまり読まないファンタジー物でしたが、魔法とか突拍子もないものは出てこなかったので読みやすかったです。弁が立つ話術士とはいえ、まだ素直で純粋なところがある主人公シンが良かったです。狐の師匠、私も肩に乗せたいよ!続編が出たら読みたいです。
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