イミテ-ション・サマ- 厄介な連中2
発売日 :
1996/06/01
<厄介な連中>の懲りもせぬ迷走と活躍を描く絶好調のシリーズ第2作!
宮城篤史が、ついに20回目の自殺未遂を達成したその日。「センセのお答えしだいでは、センセを殺して自害する気できました」――。遠野遼一郎の屋敷に、着流しでいきなり押しかけてきた自称ファン・毛利直樹。彼が持ち込んだ奇妙な難事件とは? そして、それ以上に厄介な奴・遠野美雪(よしゆき)。遼一郎の息子の彼が、“父から篤史を奪うために”奮闘するエピソードほか、<厄介な連中>の懲りもせぬ迷走と活躍を描く絶好調のシリーズ第2作! ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 470円(本体427円+税)
- ISBN: 9784044357023
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みんなのレビュー
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honoka2017/04/0634ネタバレあり遼一郎(S)→篤司(自殺マニア)←美雪(遼一郎の息子)。美青年篤司モテモテ。やはりJUNEは萌える。
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扉のこちら側2012/12/2814初読。シリーズ2作目だが、数年前に1・3作のみ読了済。古書店で見つけられてよかった。
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蒼羽2017/03/301ネタバレあり自殺回数はどんどん増える。登場人物もどんどん増える。
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きゃべつ2014/05/011ネタバレあり厄介な連中第二弾。今回は遼一郎のファンと名乗る毛利さんが登場。益々厄介に騒がしくなっていく遠野家に一度お邪魔してみたい。ただ、遼一郎さんに居留守を使われるかもしれないが。「月影おぼろ線香花火」の暗号の真相と、遼一郎の少年時代に驚く。草薙子爵は凄い用心深いというか、酔狂というか、彼は「狂人」としかいいようがない。それでも「美しき宝」を必死で桜の木下に埋める子爵は、純粋に奥方を愛してたのだろう。素敵。最後の番外編は、肩車のエピソードがほっこりする。遼一郎と美雪の親子愛が歪だが優しい。で、雪乃さんって誰ですか!
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やっりん102012/01/1012巻目にしてようやく毛利さんが登場、勝も出てきて3巻、4巻へと話は続いていきますが……。毎年この季節になると「年の初めの非常識」が読みたくなる。改めて再読すると、変態サドwでも遼一郎って愛情の深い人(深すぎるともいう)なんだなぁとしみじみ感じる。同人誌で新作が出る予定とのことだし、毛利さんが主役の話なんて言うのも読んでみたいものです。
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