お待ちしてます下町和菓子栗丸堂 3
発売日 :
2015/04/25
思い出がいっぱいつまった下町の和菓子をどうぞ
春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。それもそのはず、若主人の栗田に悩みの種が増えたのだ。悪友の浅羽が調べた葵の正体は、栗田の心を揺るがすことに。自分は葵をどう思っているのか──決断を迫られていた。
そんな栗田の気持ちも知らず、店には次々と面倒事が舞い込んでくる。お調子者の由加のあんみつ取材は、思いもしない方向へ。志保のいとことのいさかいに、みたらし団子が関わってきて。
和菓子が育む縁は異なもの味なもの。やさしい味わいがもたらすそのてんまつはいかに?
そんな栗田の気持ちも知らず、店には次々と面倒事が舞い込んでくる。お調子者の由加のあんみつ取材は、思いもしない方向へ。志保のいとことのいさかいに、みたらし団子が関わってきて。
和菓子が育む縁は異なもの味なもの。やさしい味わいがもたらすそのてんまつはいかに?
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048651172
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みんなのレビュー
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たっくん2016/06/22165ネタバレあり東京浅草、下町の人々の行き交うオレンジ通り、密やかに佇む和菓子屋「甘味処栗丸堂」、四代目主人栗田仁と和菓子のお嬢様葵のもとには面倒事が・・。グルメ雑誌ライターの由加、あんみつ取材では「死んだ妻が作っていたあの味を再現したい」と主人が言う、葵が鮮やかに(あんみつ)栗丸堂の顔志保は従妹翔に大道芸人をやめさせたいと願う、想いは胸を打つ。栗田と葵の作る(みたらし団子)金平糖工場の親子、拗れた関係にイノベ―ションが心に届く(金平糖)葵は、赤坂鳳凰堂の令嬢、しかし右手首には傷跡が・・謎。三社祭の夜、仁はある決意を・・
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とし2015/09/04162お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 3巻。今回は、あんみつ・みたらし団子・金平糖、葵さんの正体が少しずつ明らかに栗田君と葵さん関係どうなるんですかね、みたらし団子のように団子とタレの関係か金平糖のようにじっくり時間をかけてなのか気になりますね。
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ゴンゾウ@新潮部2016/12/20108栗丸堂シリーズ第3作。今回もあんみつ、みたらし団子、金平糖と魅力的な和菓子が登場する。栗田と葵が友人達の難題を鮮やかに解決していくのだが、かなり深みに欠けると思うのは自分だけだろうか。読み易いのに物足りない。次作から葵の秘密が明かされる。次号に期待したい。
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Yoshihiko2016/04/06103みたらし団子の話がお好みです。団子好きだからでしょうか? ようやく葵さんの正体?が判明。そろそろ二人の関係も進展するのかなぁ。
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mariya9262018/01/2496この本は巻が進むにつれ面白くなる不思議な本です(笑)今回は大好きなあんみつと、みたらし団子と、金平糖です。遠くから食べに来る人もいた妻のあんみつ。しかし妻が亡くなり夫が作りますが閉店の危機に。しかも妻であるおばあちゃんのあんみつが大好きな孫が心を閉じ…。従兄弟が大道芸人をしている志保が、従兄弟の大好きなみたらし団子を作り…。親子関係が悪化し、跡継ぎ問題が起こっている金平糖の会社で…。今回も栗と葵が和菓子を通して心を開き、関係が回復する事をお手伝いします。あんみつとみたらし団子では本当に食べたくなりました。
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