テンペラ流浪伝
発売日 :
1996/08/01
日本画家・豊川の元へ去って行った藤野。その時初めて、彼を心から愛していたことに気付く富樫だったが……
「京都に行く」たった一言を残し、藤野は恋人・富樫の前から日本画家・豊川の元へ去って行った。その時初めて、彼を心から愛していたことに気付く富樫。さらに豊川の作品《岐路》は、その高い芸術性で富樫を打ちのめした。だが、作品を前に富樫は誓う。「こいつに勝たなきゃ藤野は取り戻せない」と…。画家を志す青年達の熱い恋と成長物語。前巻「テンペラ風狂伝」を富樫の視点から語らせた、逆転(リバーシブル)小説。人気シリーズ第2弾! ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 550円(本体500円+税)
- ISBN: 9784044346102
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みんなのレビュー
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nono2020/02/0616ネタバレありBL。シリーズ第2弾。藤野視点だった前作を、富樫から語らせたお話。寺の息子ながら短気で手の早い富樫の魅力は今一つ伝わらないのでさらさらと。藤野母に関係がばれ、なし崩し的に認められた上に、絵を描いて生きると言うことに説教を喰らう辺り、まだまだ富樫も青い。さらりと読了。
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