蒼王と純白の子猫
発売日 :
2015/06/01
王の風格を持つ風来坊×健気な子猫の純情ケモ耳ファンタジー!
真の王を探す聖獣の花琳は、猫姿で苛められていた時に助けてくれた雷牙に王の風格を見出し、王獣の里へ導く。 道中、心優しき雷牙に惹かれていく花琳だが、王となる者には守護獣となる相手が既に決まっていて…。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784041031131
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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たべもも2015/06/0836★★★☆☆。国を憂いて放浪する攻めがまず男らしくていいですね。旅の途中で出会った二人が親密になっていくのも自然でいい。里に着いてからは、展開が読めるもののちょっと切なさあったりして なかなか楽しめました。欲を言えばモフモフ姿で寄り添って寝てるシーンが見たかったな。
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nono2016/09/1020ネタバレありBL。中華風ファンタジー。『十二国記』を思い出す設定ですが、ひたすら雷牙を慕う花琳が健気でモフでよかったです^^双子のお兄ちゃんはツンデレさんかな?全体的に王獣の里の設定が腑に落ちないし、蒼王の譲位も唖然としたけれど、花琳の健気さで全て良しとしよう^^楽しく読了。
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きょん2015/06/0919王を王獣が見出すという『十二国記』を思わせる世界観ですが、お話自体はさらっと進んでいきますね。花琳ちゃんが健気で可愛くて、里についてからの展開は、物陰から兄を見つめる攻めを眺める彼の姿に切なくなりました。国を憂い公人としての立場と、花琳を愛する一人の男としての間で葛藤する攻めも誠実で好感が持てるタイプでした。
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みやび@夜6492017/02/2118ネタバレありお借り本.面白かった♡中華ファンタジー。昔は守護聖獣によって守られていたと言う国々もいつしか欲の為に滅んでいき、ついには聖獣自体がいなくなってしまっていた。現代は荒れる国の現状の中、親族の争いから逃げてきた蒼の第2王子の雷牙は白猫を救ったことから花琳と言う少年と出会いいつしか王獣の里を探して旅することに…。受けがもふもふなのも珍しい♡設定も面白くて一気に読了。エッチは特にいらないお話でした。幸せなラストに一安心。お互いを大事に想う二人がいい。何気に弟大好きな蒼花も良かった♡
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かんちゃん@令和ヽ(*゚∀゚*)ノ2016/01/0618ネタバレあり真の王を見出すことができる守護聖獣と腐敗しきった世に生をうけた蒼国の王弟のお話。お話自体は最初から先が見えているのでドキドキ感はないけど、花琳がとっても可愛かったので楽しく読めた。とはいえ王を助ける花琳の力が人を思いのままに動かせる力ってのが、なんかもやもや。これから国を立て直そうって者が、聖獣の催眠術みたいなのを借りないと現王にも会えないのかと思ったらこの先が不安だよ。聖獣はあくまでも守護で、彼らの力借りなくても自分で道を切り開いていく力と威厳のようなものがあったほうがカッコ良かったのになぁ。
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