ヴィランズテイル 有坂有哉と食べられたがりの白咲初姫

発売日 : 2015/06/11
「私を、食べて欲しいんです」怪物の安寧を壊したのは“食糧”志願の少女だった――。
「私を、食べて欲しいんです」怪物の安寧を壊したのは“食糧”志願の少女だった――。
  • レーベル: ファミ通文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784047305038

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/05/30
    食糧志願の少女・初姫と【モンスターファミリー】と呼ばれる有坂家の面々、その二男有坂有哉による歪な愛の物語。いやー、これはやられました。登場人物全員が狂っているというダークで鬱々しい設定と、軽快な掛け合い、メイン二人のイチャイチャ劇が合わさる事で何とも言えない味を出してます。特に化けの皮が剥がれるように、有坂家の異常性が見える後半からの展開はゾクッときました。この対応を見た後で日常シーンを読むと異常性が更に際立ちますね。この読み応えはモンスター作品と呼ぶに相応しい1冊。次巻も楽しみです。
  • Yobata
    2015/05/29
    「食糧」として有坂有哉の自宅に運ばれてきたのは「淑女」と言われる同級生,白咲初姫だった。彼女の目的は姉同様に有哉に食される事。人食の犯人にされた有哉は犯人探しに乗り出すが、家族の冷凍庫から手首が見つかり…。「B.A.D.」の綾里さんの新作。今作も食人鬼の「悪役」一家の「有坂家」を中心に人間の異常性,グロ描写が満載で綾里さんらしさが満載。その中で有哉と初姫の掛け合いが見事に噛み合ってて面白いが、ジョークがシュールかつブラックすぎる…。こんな陰しか持たないバカップルはみーまーみたいな組合せだねw「有坂家」の→
  • 晦夢
    2015/05/31
    面白い。淑女と名高い初姫は有坂家の次男である有哉が初姫の姉の内蔵を食べたと犯人だと言い出し、自分を食べて欲しいと迫ってくる。少し(?)歪んだ家族な有坂家、そこに初姫という異物が入り込み、さらに周りも騒がしくなる。サイコでミステリアスなラブコメといったところかな。有哉と初姫の特殊なイチャイチャを見せられる。なかなか凄惨な過去を抱えているが、有坂家の兄弟たちは協力し生きていく。有栖が可愛い。あと個人的には月穂ちゃんも好き。月穂ちゃんと逃げる未来も見てみたかった。本当の怪物は誰なのか?ということで次巻も楽しみ。
  • サキイカスルメ
    2015/05/31
    うわー、面白かった!自分を食べてほしいと迫ってくる淑女白咲初姫と、モンスターファミリーと呼ばれている有坂家の次男有哉のお話。有哉の語りは軽快だし初姫とのやり取りもコミカルなのに、ふと見え隠れする過去の悲惨さと登場人物の狂気にゾワゾワしますね。主人公有哉と初姫はある意味バカップルと思いました。初姫はおかしな可愛い子ですが、狂気は一番感じない存在だったので癒されました。きっと有坂家の闇が深すぎるせいだろうな……。妹達は可愛かったけど、長男が本当ラスボスすぎてもう。お兄ちゃん怖いわー。続きも楽しみです。
  • リク@ぼっち党員
    2015/06/04
    とてつもなく非現実的な、でも現実に起こらないとは言い切れない不気味さ。今日どこかで『怪物』に育てられた『家族』が苦悩してるかも知れない。 あんまりこういうのを読みすぎるとお腹一杯になるけど、たまにはこういう物語も読みたくなる。 何が一番怖いって『怪物』と関わった人達が「他人に出来るなら自分も出来る」と勘違いすること。 『平凡』こと有哉の一人語りがけっこう好き。テンポよくヘラヘラと軽口を叩いて大事な事は煙に巻く感じ。 それぞれ異常を持った『家族』に『異分子』が入ってくることでどのような影響が生じるか楽しみ。