角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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海猫2015/07/17127アニメ映画未見で読了。前の「おおかみこどもの雨と雪」ノベライズとくらべ、擬音頼りの描写は減ったし小説的書き込みも増えたように思う。が、主観が入れ替わる語りが効果的ではないし、むしろわかりにくい。特に致命的に感じるのはイメージ喚起力のない文章。読んでいて風景や人物がまったく立ち上がってこない。これが映画なら、確かに映像や色彩に圧倒されそうな気はする。映像を実況的に文章化して合間に説明が入る印象。だったら細田氏は映像作家に徹して、小説は文章から膨らみを出せる小説家にノベライズしてもらう方がいいんじゃないかと。
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Yoshihiko2015/07/1717面白かったですが脳内補完するためには映像が必要なレベルの描写。映画を見てから読むのが正解かも?
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ホシナーたかはし2016/07/2311映画版の放送に合わせて読了、書籍化しても映画版ままてのは珍しい。熊鉄、多々良、百秋坊の顔が、それぞれの声を当てた俳優さんそっくりなのが面白いしハマっていると思います。ただ、「サマーウォーズ」書籍版のような、映画版より踏み込んだ話が少なかったのが残念。映画版観る前に読んだ方が良いかもしれません。映画版観た後に読んだ私はちょっと失敗。蓮と楓のその後が気になる
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Lee2015/08/079映画見てから読みました。うーん。やっぱり映画はすごいなあと思いました。文字になると難しい。
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まゆまゆ2016/02/148ネタバレあり母親を亡くし途方にくれた9才の蓮少年がバケモノが住む異世界へと迷い込み、そこで親代わりで師匠となる熊徹と出会う、というストーリー。異世界で九太として成長し、人間なのかバケモノなのか迷いつつも、ひょんなことで戻った人間社会で出会った少女がきっかけで人間としての生活を選ぶように……という展開。渋谷にクジラはさすがに文章ではイメージしにくいなぁ…映画見てからの方がいいかも。
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