黒猫は蜜月に啼く ドラゴンギルド
発売日 :
2015/07/01
孤高の風竜×最後の黒猫の溺愛執着物語!
魔族の主勢力である竜を束ねる組織・ドラゴンギルドの責任者となった黒猫族の末裔・リーゼ。ある日、犬猿の仲の風竜・サリバンの人に死をもたらすという血を浴びてしまい、その治療にと体に体液を注がれて…。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784041031155
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みんなのレビュー
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honoka2016/03/1363ネタバレあり2015年。凄い。鴇作品に外れ無し。風竜のサリバン(登場竜人名はいろいろ突っ込みたくなるんだけど)×黒猫魔物のリーゼ。サリバンの執着心と独占欲と嫉妬によるエロエロ展開に、流石の(執着大好物)自分もこれどこで着地するんだろ?と心配になったほど。でも、終盤戦や実は再会愛ネタ、リーゼの本心も違和感無く着地。「リーゼくん、僕より先に死なないで─来世もきっと迎えに行くからね」大満足★後書きまでも妄想炸裂の面白さ。サロメは敬語攻めか、なるほどむふふ★沖さま絵◎
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たべもも2015/07/0247★★★★★。前作の約30年前のギルド設立当初のお話。二人の出会いとままならないギルドの運営が平行しているのでラブ面だけでない読み応えもありました。ツンなリーゼくんをあの手この手で懐柔し所有願望を前面に押し出すサリバン、天晴れです。リーゼの育ての親・魔女ジゼルへの対抗心も判明しスッキリ。前作でも馴染んだサロメや慈愛に満ちた土竜・シーモア、小悪魔オーキッドなど魅力的なドラゴン達をもっと読みたいな。凄く面白かったので続編、スピン希望!!
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nono2017/02/1439BL。「ドラゴンギルド」シリーズ第二弾。時系列では1作目でギルド創生期の話。今回も面白かった!筆頭バトラーのリーゼの幼い頃から、そして美形だけど残念な変態竜の風竜のサリバンとの孤独と執着。竜独特の思考のサリバンと、義母ジゼルに囚われたリーゼの運命の恋、とっても熱くて良かった。孤独な魂の遭遇、そして使命感に溢れたお仕事描写等、とっても楽しく世界観を満喫。紅の鉞を装着の魔女のジゼル、彼女の話ももう少し読みたかったな。まだまだ世界は膨らみそうで楽しみなシリーズ。
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chocokuma2016/06/1338ネタバレあり今回も面白かったです!サリバンの恐ろしさすら感じる執着にとにかく萌えました。柔らかい口調なのにドロドロの執着と独占欲を隠さないのがたまらなくて、自分がここまで執着攻め好きだったとは…と気付くきっかけになった作品でもあります(笑)「リーゼくん」呼びも良い。育ての親の死を乗り越え、筆頭執事として成長していくリーゼの姿にも感動しました。次のサロメのお話も楽しみ。
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卯月2016/06/2236敢えて2作目から入ってみました、ドラゴンギルドワールド。いやはや素晴らしいファンタジーでございます。ページ数は少なめですが、よく練られた設定で世界観が出来上がっていて、(色んな意味で)濃密な読書時間でした…♡ どの竜も一癖ありそうで、それぞれのお話が読んでみたい!強く美しいだけでなく、色々と厄介な習性を持っている竜たちが興味深いです。イラストはレトロな少女漫画風、作風とすごく合っていて素敵です。総じて、可愛い口調でド変態発言かましまくるサリバンが圧倒的でした(笑)
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