サンセット・サンライズ
発売日 :
1997/03/01
悠季は、日本音楽コンクールを目指すが、伴奏者の三条薫子と大喧嘩。悠季の音楽人生を揺るがす衝撃的な指摘とは!?
富士見二丁目交響楽団でコンサートマスターを務める悠季は、恋人で天才指揮者の圭の影響を受けて日本音楽コンクールを目指すが、伴奏者(ピアニスト)・三条薫子と大喧嘩。彼女からぶつけられた、悠季の音楽人生を揺るがす衝撃的(ショッキング)な指摘とは!? (表題作)。また、東京音楽コンクール予選で圭が意外な結末を迎える「夏の嵐」等、オーケストラを舞台にした青年音楽家達の恋と成長の物語3編。大人気シリーズ、絶好調!!
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 550円(本体500円+税)
- ISBN: 9784044346133
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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美雀(みすず)2017/03/1529ネタバレあり再読。コンクールの為の伴奏者交代は悠季にとって良いのか悪いのか?口喧嘩ばかりでなかなか上手くいかない。三条さんのピアニストとしての心得が垣間見えてくる。合わないバイオリンが影響して接骨院通い。悠季の性癖がばれそうで冷や冷やした。三条さんの軽自動車に圭が乗ればそうなるのか。記念日ってあの日だったんだね。圭の悠季に関しての覚悟も相当なものだなぁ。
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美雀(みすず)2015/12/2526三条さんがとても素敵だな。罵倒しながらもやる気を引き出してるような気がする。圭の初めてのコンクール、まさかの三次予選落ち。うーん、挫折を味あわないと成長出来ないよね?
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そらねこ2016/10/0924クラシック界のあれこれが良く分かって、クラシックをかじった人ならより一層面白く読めるんだろうなぁ…というエピが盛り沢山で(・_・D フムフムと毎回思いながら読んでおります。圭がコンクールでは優勝かと思いきや…またしてもナルホド…という展開。音楽の解釈…がテーマなのかな。圭も自分の思うような指揮が審査員の意に添わず?悠季も譜面通りよりも攻めの姿勢でバイオリンを弾くことがどういう事なのか悟り?…今まで圭が悠季を守ってきたけど、やっと二人が対等のパートナーとして成長して行くスタート地点に立ったようです。
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さとまみ(コミックス&BL小説専用)2017/06/1823サンセットサンライズ:音壺のマスターに会ってみたい。夏の嵐:桐ノ院落選!あらら。ま、挫折も必要だよ。記念祝祭日には花を:桐ノ院からみた1周年のディナーの様子。甘い。甘過ぎ。
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rabbit2018/01/2519ネタバレあり第2部5作目、悠季の新しいピアノの伴奏者薫子との反りが合わずにヤキモキする悠季、音壺マスターの話を聞き、自分が今まで指揮者やオーケストラに合わせる事を優先して考えていた自分に気付き、悠季自身の奏でる音で曲を表現しようと(攻める)努力を始めます。外伝は圭視点で描かれており、不眠症になるに至った圭の悠季に対する心情が分かり、ポーカーフェイスで謎の多い圭がこれから先、どんどん暴かれていくと思うと楽しみです。
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