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Yobata2015/09/1925信奈の趣味によって広がったお茶会ブームの中、茶器を盗む泥棒,朧月夜が現れる。彼女はなぜか半兵衛に執着しており、織田家に鬼を憑依させた荒木村重を送るも…。お茶会外伝。蘆屋道満,後鬼こと朧月夜と半兵衛ちゃんの源氏物語,陰陽道の話で、死を覚悟してまで陰陽道を封印した半兵衛ちゃんを助けようと陰陽道を復活させようとする朧月夜に振り回されるという全より一な考えの朧月夜に対し、やはり半兵衛ちゃんの身を挺しての達観した愛が半兵衛ちゃんの魅力だよね。でも確かに半兵衛ちゃんに背負わせるには重すぎる事態ではあるけど、それをも→
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ソラ2015/09/2323連作短編集的な今作の軸は半兵衛ちゃん。本編の補完的な意味として良かったと思う。巻末の家久や隆景の短編も良かった。
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SEGA2015/10/0414はかなげな半兵衛嬢がはいていないカラー口絵はよいのですが、重要人物荒木村重のイラストがないのは残念でした。そして、源氏物語よろしく、登場人物の愛が殆どかなわない(であろう)ことが切ないです。
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サエズリ割津2015/09/2912本編が政治や戦乱の側面を描くものだとすればこの短篇では文化面をとりあげて本編を補完する内容でした。やたら半兵衛押しなのは短篇での主人公的位置付けだからなのだろうか。史実では秀吉小飼いの石田三成、大谷吉継、福島正則、加藤清正が相良妹軍団として登場し、相良家の戦力も揃ったりしてました。意外にも万千代や勝家の出番が本編以上に少なかったので、それもみてみたい。あとイラストが少ないのも残念。新キャラでは石田三成がよかった。次の短篇も期待。
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takka@ゲーム×読書×映画×音楽2024/12/0910『天と地と姫と』とはまた別の外伝で連作短編集。元陰陽師の竹中半兵衛と平安時代からやってきた朧月夜、そして鬼として蘇った荒木村重など本編では登場しきれなかった人物が登場した回だった。姫武将だから起こってしまう結婚問題や荒木村重の葛藤は、ストーリーにうまく作用していた。この作品では「姫武将」だが、そういうラベルによって悩むことってあるよなと考えさせられた。
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