緑陽のクエスタ・リリカ 魂の彫塑

発売日 : 2015/10/21
英雄になれなくても、誰かのための勇者になれる。
「僕は、冒険者になろうと思う――」魔術の才能がからっきしな少年、ジゼル・アンダーブルックリン。魔術師のための学校《識者達の学院》を自主退学した彼が目指すのは、冒険者だった。手始めに冒険者の集う酒場《金獅子亭》へと赴いたジゼルだったがそこで偶然、助けを求めていた半妖の少女、ミリアと出会う。ミリアは“姉のレナリアを探してほしい”という依頼を受けてくれる冒険者を探していた。《金獅子亭》の代わりにその依頼を引き受けたジゼルはやがて、とある事件の全貌を追っていくことになり……。相沢沙呼×so-binの大型タッグが贈る、持たざる者のための探求叙情詩が幕を開ける―――。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040679433

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みんなのレビュー

  • ダイ@2019.11.2~一時休止
    2015/11/08
    解説にあるように相沢さんがラノベを書きたくて書いた作品らしい。王道モノでした。
  • ひめありす@灯れ松明の火
    2016/01/25
    経歴ももう十分でファンもしっかりついている作家の方に言うのも申し訳ないのですが、男の子がオリジナルの必殺武器を『見て見て!』って誇らしげに見せてくれるような、少女達がノートに書きためているような、とても初々しくてまっすぐなライトノベルでした。随所に光る太もも描写は流石。決して強くないし、これからもそんなに強く離れないだろう主人公ジゼルが、それでも知恵と勇気と剣を奮って戦っていく様は清々しくて、『頑張って!』と応援したくなりました。きっと彼は策士向きだと思うので、これからも沢山仲間を作っていく所を見たいです
  • まりも
    2015/10/25
    相沢さんの初MF作品。魔術師学校を自主退学し、冒険者になる事を決意した少年と冒険者の少女が出会う事で動き出す物語。面白かったです。作者さんお得意のエログロ描写の安定感だけじゃなく、一人の少年の成長譚としても十分楽しめるお話でした。大した力を持っていない主人公が最後まで諦めることなく、必死に戦おうとする姿は読んでいて胸が熱くなりますね。最後の最後まで、主人公の力が並以下っていうのが良い味出してて良かったと思うキャラクター、世界観も魅力的だったし、次巻も期待したい、そんな1冊でした。
  • よっち
    2015/10/23
    落ちこぼれだった魔術師学校を自主退学し、冒険者を目指すジゼルが姉を探す少女の依頼を受け、途上で多くの襲撃者と戦っていた少女・アルミラージを助太刀し、事件に巻き込まれてゆく物語。優しく困った人を見捨てられないジゼルが出会ったアルミラージもある組織を追っていて、それらがひとつに繋がってゆくミステリ要素もあるファンタジー。著者さんらしい登場人物たちと緻密に作り込まれた因縁、それらをうまく絡めて作られていくストーリーには大きなポテンシャルを感じました。まだ始まったばかりの物語ですが、登場人物たちの成長に期待です。
  • 異世界西郷さん
    2015/10/30
    作者とイラストレーターの両方の方に以前から興味があったのでこれを期に読んでみました。正直、主人公の言動にイラッとする描写が多々あって読み進めるのが大変だったというのがありますが、最後まで読んでみると、どうも始まりに至る物語のようなのでそういった意味でなら彼の青臭さも許容出来るのかなと思えてきます。続きが出るなら、彼らの成長した姿が見てみたいです。あと、作中のアルミラージが縛られるあたりの描写は作者GJと言わざるを得ないと思います。