おきつねさまのティ-タイム
発売日 :
2015/10/24
美しいきつねと一緒に、かぐわしい紅茶はいかが?
美しいきつねと一緒に、かぐわしい紅茶に酔いしれよう
心休まる洒落た雰囲気の紅茶専門店マチノワでは、女の姿に化けた狐が紅茶を出してくれるという――。
実は、トウカという名で呼ばれる彼女、紅茶を淹れるのが苦手。客に紅茶をつくるのは、もっぱら尼子拓巳という青年の役割だった。
そんな店を訪れるのは、悩みやトラブルを抱えた客ばかり。お節介焼きのトウカと、そんな彼女に呆れつつもフォローする拓巳。いいコンビに見える二人だが、実は――。
これは、人を騙すことがきわめて下手な狐と、人を騙して生きてきた詐欺師との、嘘と紅茶にまつわる物語である。
心休まる洒落た雰囲気の紅茶専門店マチノワでは、女の姿に化けた狐が紅茶を出してくれるという――。
実は、トウカという名で呼ばれる彼女、紅茶を淹れるのが苦手。客に紅茶をつくるのは、もっぱら尼子拓巳という青年の役割だった。
そんな店を訪れるのは、悩みやトラブルを抱えた客ばかり。お節介焼きのトウカと、そんな彼女に呆れつつもフォローする拓巳。いいコンビに見える二人だが、実は――。
これは、人を騙すことがきわめて下手な狐と、人を騙して生きてきた詐欺師との、嘘と紅茶にまつわる物語である。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784048655118
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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ひめありす@灯れ松明の火2016/05/2161トワイニングのアールグレイって確かに美味しい。他のよりも作りが丁寧な気がする。ちょっとクセっぽいけれど。紅茶に関する蘊蓄は中々に面白いけれど。何というか、流行りの要素を沢山詰め込めばストーリーも面白いというものでもなく、無理やり書きました、みたいな感じでした。暗い部分の方が面白かったし、書き方からももっとこすっからくぎりぎりの線でどうにか詐欺したぜ!みたいなお話しの方が向いていると思うのですけれど。いかがなのかしら。オリオン通りといえば一か所ばっちり思い当たるところがあるけれど、あそこがモチーフなのかな。
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hirune2018/04/2951タイトルと表紙絵からほのぼのな話だと思ったら 大間違いだった〜(^^; 見掛け倒しな妖怪と 善人のフリした悪人のように見えて そうでもない?みたいな人間ばかりで、ちょっとモヤモヤしてしまった。。極悪人ちっくなお兄ちゃんも複雑な背景を抱えているみたいだし。なんか展開がヌルい気がするけど、続くのかしら?この話☆
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佐島楓2016/01/1445ネタバレあり冷酷に徹しきれない詐欺師と、人間に化けられる狐のコンビという、ちょっと変わった設定。悪くないんだけれど、もうちょっとこう、ガツンときてほしかった。
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はな2015/12/1543気になっていた1冊。ほのぼのアニマル系だと思っていたらきな臭い感じで進んで行くので途中で読むのをやめられなくなって一気読み。おきつね様は人間とは違う世界で生きているということが感じられて、何とも言えない感じだった。紅茶の薀蓄はためになったし、知らないことが多かった。最近はコーヒーを飲むことが多かったけれど、たまには紅茶飲もうかな。
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Koning2016/07/1442ネタバレありラノベ卒業生向け文庫だっけ?YAなファンタジーではあるというか。地上げに伴う立退き工作をしに来た詐欺師と人を化かしてきた狐が紅茶専門店で〜という話で、今風人情物って感じに。妖かしも詐欺師もその本性をあえて捨てようとしている感じで最後にある意味奇跡が起きました的なところでうまくいけば続編かもーという終わり方。随所に紅茶うんちく入れてくるのは最近多いねぇ(汗。
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