温泉神社で逢いましょう 厄介な連中4
発売日 :
1997/06/01
「んな無理だよ――この変態サド!」厄介な連中シリーズ第4弾!
高松の大騒動はまだまだ終わらない。篤史の恒例の自殺癖が出たまではよかった(?)が、なぜかわざわざ殺人事件が発生。とどめの美雪までがやってきて事態は収拾不可能……。表題作ほか、つわもの校正者・監物くんが登場、僚一郎との華麗なる一騎打ちを繰り広げる「風に吹かれて」、十五年前の篤史(中学生!)と僚一郎(と赤ん坊の美雪!)を描く番外編を収録。これであなたも「厄介な連中」の虜!? ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 506円(本体460円+税)
- ISBN: 9784044357047
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みんなのレビュー
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honoka2017/04/1237ネタバレあり遼一郎の「そろそろ潮時かな」がこわいんですけど。次のNY編のプロローグのような番外編が、遼一郎と篤史との年の差を感じられるのが絶妙。後書きのとおり壮大なミステリを味わうために再読するのかな。
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扉のこちら側2012/12/2813初読。4巻目でキャラ紹介的な短編集。次巻からNY編とのことだが、古書店に昨日はあった5巻が今日きたらなくなっているという…。
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蒼羽2017/03/311ネタバレあり息子ちゃんがキラキラで可愛いです。謎の言葉が気になる…
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きゃべつ2014/05/231ネタバレあり「温泉神社で逢いましょう」待ち合わせに故意に遅れた男に彼は最期何を思ったのか。美雪のお弁当を携えて追いかけてくる行動力。編集者って大変と、薄井に本気で同情。胃腸薬常備の彼が怒る場面が素敵。「そんなことは問題じゃありません! いつまで、のんきなこと言ってるんですか。殺人なんてもともと人間性を無視した行為に決まってるじゃないですか。つまり、ミステリーってのは、失礼な行為の上に成り立っているジャンルなんですよ? 『月刊・空中楼閣』は、そもそも失礼な雑誌なんです! それを否定してどうするんですか!」続き気になる。
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ちいくま2014/01/171蔵書・再読。初めて読んだ時、校正って誤植のみならず内容までチェックするんだーとびっくりしたので印象に残ってた。
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