月虹戦記アリエル 七色の瞳を持つ王女

発売日 : 2015/10/30
月虹に祝福された王女の覇者への軌跡を描く戦乱ファンタジー!
"五公十六王国時代"と呼ばれる乱世。弱小国フルミネンセ王国の第五王女アリエルは鷹として羽ばたくのを諦め、爪を隠して生きていた。ところがフルミネンセ王国は同盟国の策謀により滅亡の危機に! しかし、それは彼女が、飛翔する好機を得たことをも意味していた。王女は槍の達人である直臣のスゼーデルと共に図らずも覇者の道を歩き出すことに――。白鳥士郎先生による作品解説を収録。
  • レーベル: ファミ通文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784047307636

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みんなのレビュー

  • 合縁奇縁
    2020/02/19
    ネタバレあり
    "五公十六王国時代"と呼ばれる乱世。ところが弱小国フルミネンセは同盟国の策謀により滅亡の危機に陥いり、今まで覇者になれる素質を隠し続きけてきた第五王女アリエルの自由になれるきっかけとなる。王女は槍の達人である直臣のスゼーデルと個性のある仲間たちと共に覇王の道へ。最後のお姉さんの立場が…。1巻丸ごとプロローグ的な感じで主人公の国が策略によって滅亡からの脱出する様子が描かれ、まだスタートラインに立ったところで終わり。アリエルの出生にまつわるエピソードが最後まで明かされず。
  • よっち
    2015/10/30
    五公十六王国時代と呼ばれる乱世。弱小国フルミネンセ王国が同盟国の策謀により分割滅亡の憂き目に遭い、爪を隠して生きていた第五王女アリエルが雄飛の機会を得るファンタジー。たまたまアリエルが姉のリリエルとともに避暑地へ向かった時に起きた寝耳に水の侵攻劇。今回は個性的な登場人物たちの紹介や状況説明と危機からの逃亡がメインで、何の力も持たない現状ではどうしようもなかったですね(苦笑)ここで袂を分かった姉もまた数奇な人生を歩むことになりそうですが、次巻以降ゼロからのリスタートになりそうなアリエルたちの反抗に期待です。
  • S.T.
    2015/10/31
    ネタバレあり
    面白かった!中盤まではほぼ予想通りの内容だったが、国内情勢に見切りを付ける段階での王女姉妹の対比がよかった。主人公アリエルの方は、とりあえず利発さはもちろんなんだけど、それ以上に「庇護国の第五王女」でしかないという立場を弁えた言動が印象的だったので、危難に際して果断さを発揮して“枷”から開放されていく展開が心地よかった。それにしてもわずか十数人の部下(名無しキャラ含む)だけの文字通り全てを失ったアリエル。ここからどうやれば大陸を統一する覇王として名が残るのか。表紙アピールもいいと思うし、ぜひ2巻読みたい!
  • 真白優樹
    2015/10/31
    幾多もの国が入り乱れる世界で国を滅ぼされた少女が僅かな家臣達と共に歩き出す物語。・・・今回はほぼ全てを失い身一つとなるが自由の身を得て、自由を得て少女が歩き出した下地を整える巻となっている。だが少女の元には様々な有用な家臣達が揃い、この先へと進むための土台は未完成ながらも中々にレベルが高いものとなっていると思う。・・・何もかもを失うも、その才能を留める枷は失われた。少女は語った己の野望を為す為歩き出す。彼女の道の先にあるものは何か、この先何が待ち構えているのか、その先は闇か光か。 次巻も楽しみである。
  • 藤崎
    2015/11/01
    乱世の続く世界で、小国の第五王女として大器を秘めながら王族としての義務を果たすため生きていた王女が、大国の暴虐で王女としての全てを奪われ、そこから自分自身の全てを始める物語。今回はキャラ紹介と物語全体の枠の開設が主。そして戦記モノで国を滅ぼされたなら、祖国の復興か敵国への復讐のために動くのが基本ですけど、その辺囚われず自由にこれからを考えているあたり、物語的な意味でも「枷」が外れている感じで、先が気になる内容でした。後はぶっちゃけ商業的な意味でどれだけ自由にできるかと言った所で、色んな意味で今後も期待です