火輪を抱いた少女 vol.1 晴れのち地獄

発売日 : 2015/11/30
お日様がご機嫌なら、死ぬことはない――。
実験番号13番。

そう呼ばれて、特別な教育を受けて施設で育った赤毛の少女。

施設から出、ノエルという名を得た少女の夢は

“幸せになりたい”ただそれだけ。



後継者争いに荒れるコインブラ軍の兵士となると、

人間離れした力と才覚で、

少女はすぐにその頭角をあらわした。



獰猛で冷酷で無邪気。

黒き二又槍から炎を迸らせ、

赤毛の少女が敗色濃厚な戦線を圧倒する!!
  • レーベル: その他単行本
  • 定価: 1320円(本体1200円+税)
  • ISBN: 9784047308244

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みんなのレビュー

  • 岡本
    2018/01/04
    WEB版未読。暗愚の下にチート持ちの狂った主人公が着くのは「死神」を思い出させる。数十万を軽く越える戦死者を出した太陽戦争がどの様に進むのか。次巻も楽しみ。
  • T.Y.
    2015/12/03
    人体実験で生き残った少女はノエルと名乗り、炎を放つ二又槍を持って帝国を揺るがす内乱に参戦、その行方を左右していく…脳天気な世間知らずだが滅法強く、軍事に関する頭脳もあるノエルの活躍と栄達が痛快。ただ「幸せ」を求める彼女は仲間と約束を大切にするけれど、敵には容赦ない。欲を掻いた者が勝手に彼女を敵に回して滅びていく。彼女が一番憎むのはその名の下に理不尽な扱いを受けた皇帝であり、彼女の存在そのものが体制への問いである。全てが作者らしさ。宿敵が実験の成功例でかつての仲間というのがポイントか。次巻が待ち遠しい。
  • 羊山羊
    2021/02/03
    感想が書きにくい。主人公を阻むのに物語が弱すぎる。最初から完成された主人公が容赦なく敵をなぎ倒す様は実にハード。なんやかんやかっこいいじゃないか。敵も中々醜悪で、天衣無縫なノエルが敵をぶっ殺すのに気持ちがよい作りをしている。その辺りは満足な一方で、戦闘描写がぬるかったり、作品の構造上、理解はするが相棒シンシアがドポンコツすぎたり相当グロイ描写がバリバリ続くのに筆致があっさり味でグロさがニオってこなかったりとちょっと無味無臭感。でもノエル=主人公が魅力的なのでとりあえずヨシ!
  • にゃんころ
    2016/10/07
    死神、勇者と同じような雰囲気なので、前2作が好きならこちらも問題ないかな。本作の主人公・ノエルは人体実験的から生み出された力を持った少女として描かれています。反乱軍から軍属へと進む流れは死神に近く、ポイントを押さえつつ階級は上がるものの、Ⅰでは死神ほど派手な活躍も無いし、邪魔者が多いしで結構イライラする場面も。無双系を期待しすぎていたかも。嫌な感じを残しつつ、次巻へ。
  • ぼりよこ
    2016/05/15
    ネタバレあり
    スッゴク面白かった。強化人間の物語かな。8番がアミルと幼馴染みということは施設にいても繋がりがあったってことなのかな。物心ついたときから13歳まで施設にいると想定して、その後の3年で上級千人長ってかなりすごいと思う。ノエルのぶっとんだ考えと、その類いまれなる武力に魅せられて惹き寄せられていく展開がすごく良かった。8番と対面したときにノエルはどう行動するのか。まだまだ物語の先が読めず次巻も期待したい。晴れの日と雨の日でのテンションの違いが、その能天気さが眩しく負の印象の強い戦場が明るい。良作以上傑作未満?