京都骨董ふしぎ夜話
発売日 :
2015/12/25
京都の路地裏に、今日も不思議なご縁がやってくる。
京都の路地裏には、今日もふしぎな「ご縁」がやってくる。
京都祇園の路地裏にたたずむ「桃枝骨董店」。三代目店主未之助と弟子兼使用人の天草がいるこの店には、骨董品はもちろん、時には不用品や盗品といったものまで――、毎日不思議な“ご縁”が品物とともに舞い込んでくる。
京都に春が訪れたある日。大学進学のため、全寮制の高校を卒業した孫娘・光が7年ぶりに帰ってくる。と同時に、馴染みの刑事からある品物の問い合わせが入る。聞けば、事件がらみのいわく品で……。
百鬼夜行の気配ただよう町並に、人と物と人情が紡ぎだす、ちょっぴり不思議であったかいライトミステリ。
京都祇園の路地裏にたたずむ「桃枝骨董店」。三代目店主未之助と弟子兼使用人の天草がいるこの店には、骨董品はもちろん、時には不用品や盗品といったものまで――、毎日不思議な“ご縁”が品物とともに舞い込んでくる。
京都に春が訪れたある日。大学進学のため、全寮制の高校を卒業した孫娘・光が7年ぶりに帰ってくる。と同時に、馴染みの刑事からある品物の問い合わせが入る。聞けば、事件がらみのいわく品で……。
百鬼夜行の気配ただよう町並に、人と物と人情が紡ぎだす、ちょっぴり不思議であったかいライトミステリ。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784048656849
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みんなのレビュー
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mocha2016/05/0799『下鴨アンティーク』のようなお話かと勝手に想像していたので、序盤のカタイ文章、薀蓄の多さにがっかり。ふしぎはどこ?付喪神は?京のはんなりしたムードは?欲求不満になりつつ読み進めた。終盤にきて一気にあやかし大放出!店主が語り手となった「冬の日の1995」ですべての謎が一気に解けた。あらためて表紙を見ると「なるほどね」である。多分シリーズ化するんだろうな。
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はつばあば2021/01/0349「京都府警あやかし課の事件簿」で京都在住とは言えあまりにもお粗末な私の行動範囲だったもので、こちらも色々な知識を頂けるかと3巻共購入。う~ん天花寺さんはすごく深く掘り下げた知識を披露してくれました。この獅子ししゃもさんにはまだまだ骨董品と京都の繋がりがうまく表現できてないまどろっこしさが・・。それでも師父と天草と光の繋がり、ご町内の皆さんとの繋がりなどにほっこりさせて頂きました
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カメ吉2019/03/0549ネタバレありこれは傑作な面白さと可笑しさ。 出てくるキャラがみんな可愛い。店主の爺さん、店員で狐の天草、店のお嬢さん光ちゃん、その他町内の人達の全てが可愛い。そして、会話がどれも優しく可笑しい。 まぁ、祇園を舞台にしたコメディかなと感じですが「はんなり感」も充分。最後の方で過去の日記で爺さんが狐(天草)との出会いを回想する箇所が特に良かった。 続編も期待大です。
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佐島楓2016/03/1947ネタバレありちょっと最後「おお」と思いました。おお、と。あまりそういう違和感はなかったので。
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はな2016/09/0944なかなか読み進められなかった1冊。文体が固いから?なのか時間がかかりました。天草とお嬢さんの掛け合いがなんか不自然?だからなのか?天草の正体がわかってから最後のお話は急に読みやすくなった気がします。語り手が師匠だから?なのかな??
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