鬼人の契り
発売日 :
2015/12/26
心優しき鬼×記憶喪失の呪術師の異世界トリップファンタジー!
呪術師の家系に生まれた橙弥は、目覚めると妖だらけの異世界にいた。記憶にあるのは、橙弥をこの世界に送った親戚の清夏の「鬼と契れ」という言葉と、握りしめていた懐刀だけ。当てもなく彷徨う橙弥の前に現れたのは、正親という美しい鬼だった。自分を見て驚く彼を不思議に思いつつ、行き場もなく正親の屋敷に居させてほしいと頼む橙弥。寡黙な鬼との不思議な同居が始まるが、不意に見せる正親の熱を帯びた視線や、夢に出てくる誰かに抱かれた記憶が、橙弥を混乱させ…!?
シリーズ好評既刊(角川ルビー文庫刊)
『白虎の契り』
『黒豹の契り』
シリーズ好評既刊(角川ルビー文庫刊)
『白虎の契り』
『黒豹の契り』
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784041037560
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みんなのレビュー
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honoka2015/12/2858ネタバレあり正親(鬼)×橙弥よりハッキリ言って山犬の白露に萌え。
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たべもも2015/12/2942ネタバレあり★★★☆☆。シリーズ3。任務に失敗し穢れを受け目が見えなくなり記憶が一部欠けた受け。記憶喪失ものっぽいかも。清夏が記憶が戻るよう鏡の向こうへ送るところからはじまる。目の見えない受けは霊視で過ごしていたが助けてくれた人物のオーラがとてもきれいで安堵する。穢れの原因と再び戦うまで、攻めの正親は自分から式だと明かさない気持ちも分かります。それでも惹かれ合う二人の気持ちにキュンキュンしました。受けが明るい性格で楽しく読めました。
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このん2016/01/2637ネタバレあり(2016年1月26日4351)『契りシリーズ』第3段。呪術を生業とする東家の橙弥が目覚めたのは『鏡の裏側の世界』の森の中。しかし、橙弥は目も見えず記憶も失っていた。助けてくれたのは暖かい光を放つ正親と山犬の白露だった。元々、橙弥と正親は関係のある間柄なのに橙弥の記憶が無いと知り、正親は橙弥に対して控え目に接した。武士だった正親は鬼に変化したけれどイラストと言葉遣いがカッコ良いです。現世で穢れていた水神様が『鏡の裏側の世界』で心が清められたら嬉しい。シリーズの中で1番面白かった。
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きょん2016/01/0728シリーズ第三弾。既に出来あがった伴侶の記憶喪失伴う愛情再確認モノ。まさに武士という感じの寡黙で愛情深い自己犠牲攻めも良いし、攻めを男前に殴って引きとめる受けも良い感じ。水神さまのスピンももうちょっと世代下がってもいいからでないかなあ。
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せ〜ちゃん2020/12/2727ネタバレあり★★★★ 作者&シリーズ買い♪シリーズ3冊目は、清夏の従兄弟:橙弥とその式神:正親編。 その容姿も魂も頗る美しい橙弥が穢され、式神との契約の効力も記憶もなくなってしまった事から始まる…。悪しき神に橙弥が見初められてしまったのが全ての元凶で、コレがまたキモかった! 正親が鬼のクセにちょっとヘタレっぽい一途攻で、モダモダが長かったなぁ〜♪ 鬼だからモフは無いかと思いきや、正親と仲の良い白露(山犬)が良きモフだった♡ 次は『水神の契り』へ。
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