即興ワルツ 青遼競技ダンス部の軌跡
発売日 :
2016/02/09
一期一舞の芸術“競技ダンス”にかける、若者たちの青春の軌跡。
さる事情から人との関わりを避けてきた成島拓海は、何故か同大学の橋本秋帆から付きまとわれるようになる。巧みな包囲に流されて、辿り着いた先は競技ダンス部。そして彼女は挫折と不屈のエリートダンサーで……!?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784040708133
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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absinthe2020/12/03170悪くない話だが不完全燃焼気味で、終わり方も中途半端かな…。剣道の経験があり、背筋も腰もしっかりしているが、ダンス未経験の主人公。強引女子に、ダンスの世界に引っ張り込まれるお話。多分、あのシーンで感動させたかったと思う場面が推測ついてしまい今一な結果。人物たちの競技ダンスのモチベーションは単に勝つこと。ダンスで表現したいことがあっても良いはずなのに、言及が無い。格闘のような相手を倒す要素が無い競技だから、勝ち負け以外に何かのこだわりを見せないと話が退屈になってしまう。あと一捻り欲しかったかな。
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ひめありす@灯れ松明の火2016/03/1248とんとんとんっとスローフォックストロットでステップを刻む様に、軽やかにテンポよく読み終わりました。丁度終わって欲しいところですとんっと着地が決まった感じ。爽やかな青春、でスポコン、だ!まだまだ未熟な一年生の前半戦。拓海・秋帆カップルの今後は勿論だけれど他のカップルの今後も気になります。リーダーの方々のキャラクターが濃いのに対してパートナーの方々はまだ影が薄いのでこれからもっと濃くなるのかなーとか。是非最後はブラックルームまで行って欲しいなーとか。一期一舞、踊りたい気持ちに嘘なんかない。それだけでいいんだ。
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佐島楓2016/05/1747ほとんど未知だった、競技ダンスの世界。そこを舞台に、青春そのもののダンスが繰り広げられる。ハンデと思い込んでいたものが武器となる世界。価値があると認められることで羽ばたく青年たち。鮮烈で面白かった。続編希望です。
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coco2016/03/1337入学早々、競技ダンス部に無理矢理勧誘された大学生の主人公・拓海。まだダンス始めたばかりの大学一年生が主人公だからか、初々しさはあるものの躍動感が足りない印象。「ボールルームヘようこそ」ばりに汗水ほとばしってほしい。でも、拓海とパートナー秋帆がどう成長していくのか、今後も読んでみたい。
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そのぼん2016/05/0530大学に入学してから思いがけずに競技ダンスをすることになった青年が主人公の物語でした。はじめは誘われたから何となくダンスをしている感じでしたが、徐々に本気で取り組んでいく姿勢は王道の青春ものって感じで心が熱くなりました。
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