トリックスタ-ズM
発売日 :
2016/02/25
傑作ミステリ復刊、魔術師と“M”の物語!
俊英久住四季の原点、傑作ミステリ復刊。魔術師と“M”の物語!
西洋文化史の一側面――魔術思想を説く「魔学」の専門家。それが風変わりな青年教授、佐杏冴奈の肩書である。なにせ、彼は本物の「魔術師」なのだから。そして、不本意ながら先生の助手に収まったぼく。推理小説を象った魔術師の物語、待望の復刊第4弾。
前代未聞の犯行予告――予知夢。必ず起こる犯行を防ぐという相反する展開は先を読ませない。いつどこで誰が被害者になるのかを探るトリッキーな課題に大興奮!
さらに、幻の短編『彼女たちの花言葉』を文庫初収録。
※2006年8月刊行の電撃文庫『トリックスターズM』を加筆改稿ののち復刊。
西洋文化史の一側面――魔術思想を説く「魔学」の専門家。それが風変わりな青年教授、佐杏冴奈の肩書である。なにせ、彼は本物の「魔術師」なのだから。そして、不本意ながら先生の助手に収まったぼく。推理小説を象った魔術師の物語、待望の復刊第4弾。
前代未聞の犯行予告――予知夢。必ず起こる犯行を防ぐという相反する展開は先を読ませない。いつどこで誰が被害者になるのかを探るトリッキーな課題に大興奮!
さらに、幻の短編『彼女たちの花言葉』を文庫初収録。
※2006年8月刊行の電撃文庫『トリックスターズM』を加筆改稿ののち復刊。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784048656719
シリーズ作品
一覧で見る
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
-
みっちゃん2016/05/0192ネタバレあり時は前作「L」の次の日。舞台は同じ大学祭のA棟。「7番目の魔術師」の能力が発動。これから起こる事はわかっているのに、犯人と被害者が誰なのかわからない、そんな状況で「必ず起こる」犯行を防ぐ事はできるのか!?自分の能力を受け入れて前向きに生きよう、そして先生の導きによってちょっぴり自負も芽生えてきたのかな~という姿が頼もしい。いよいよシリーズも佳境なのか!と期待もさらに膨らむ。
-
hnzwd2016/04/0946シリーズ第四段。舞台は前作からの続き、文化祭二日目。主人公の能力が前向きなものとして描かれるのは、ベタながら熱い感じです。この成長がラストへの大きな伏線になりそうな。。。読み切りは軽めの日常の謎。
-
まりも2016/03/0242西洋文化史の異端の系譜「魔学」を教える魔術師の教授と、その生徒が摩訶不思議な謎解きを見せる物語の4冊目。前3作と比べると見劣りしますが、今回も面白かったです。周くんの「予知夢」を題材に、物語を進めていくのは中々面白かったけど、これまでと比べてオチが想像しやすく、いつもみたいな衝撃的な展開ではなかったのは残念。まぁ、巻末の短編や氷魚の恋模様にニヤニヤ出来たので、そこは良かったんじゃ無いかと。主人公の周くんの成長した部分も知ることが出来たし、トリックで驚かされるのは次巻の楽しみにしましょう。
-
佐島楓2016/06/0841トリックというか、流れは見当がついてしまいましたが、それでも面白かったです。このシリーズに関しては、巻を重ねるごとに面白みが増していきます。
-
ダージリン2016/03/2727先生の出番が多くて嬉しかったけど、謎のスケールはこじんまりしていました。でも、毎回趣向が変わっているので、それはそれで良かったです。凛々子ちゃんがあまり出なくて物足りなく感じていましたが、ラストの短編で補充!(笑)。
powered by
レビューをもっと見る