ようするに、怪異ではない。 お祭り百鬼夜行
発売日 :
2016/03/25
文化祭で発生した奇妙な4つの事件に皆人が挑む。珠玉の青春ミステリ第3弾
俺が導く事件の真相は、
いつだって少し、ほろ苦い。
文化祭で発生した奇妙な4つの事件。
そこには切ない秘密が隠されていた──。
珠玉の青春ミステリ第3弾!
妖怪なんて大嫌いなのに、なぜか「妖怪研究同好会」に所属してしまった皆人(みなと)。変人美人のハル先輩に振り回されながらも、高校初の文化祭の日を迎えていた。
だがお祭り騒ぎのなか、奇妙な事件が発生する。さらに生徒会長の倉吉は、文化祭の前に“犯行予告”ともとれるメールが届いていたことを告げ、その犯行を阻止するよう、皆人とハル先輩に命じる。
「水虎(すいこ)の悪戯」「覚(さとり)の道化師」など、奇妙に妖怪の絡んだ4つの事件を、皆人は解き明かすことができるのか。そしてその“犯人”の目的は──?
切なさ残る、青春学園ミステリ第3弾!
いつだって少し、ほろ苦い。
文化祭で発生した奇妙な4つの事件。
そこには切ない秘密が隠されていた──。
珠玉の青春ミステリ第3弾!
妖怪なんて大嫌いなのに、なぜか「妖怪研究同好会」に所属してしまった皆人(みなと)。変人美人のハル先輩に振り回されながらも、高校初の文化祭の日を迎えていた。
だがお祭り騒ぎのなか、奇妙な事件が発生する。さらに生徒会長の倉吉は、文化祭の前に“犯行予告”ともとれるメールが届いていたことを告げ、その犯行を阻止するよう、皆人とハル先輩に命じる。
「水虎(すいこ)の悪戯」「覚(さとり)の道化師」など、奇妙に妖怪の絡んだ4つの事件を、皆人は解き明かすことができるのか。そしてその“犯人”の目的は──?
切なさ残る、青春学園ミステリ第3弾!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 616円(本体560円+税)
- ISBN: 9784041039908
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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mocha2017/11/2996シリーズ3作目は妖怪まみれの文化祭、その名も「百鬼祭」。馬鹿馬鹿しくも魅力的な催しがいっぱいでワクワクする!ある目的のために仕掛けられた4つの謎。今回は後味の悪い謎もなくて純粋に楽しめた。主人公が頭の中でつぶやくツッコミがおかしくて、ついつい笑ってしまう。彼はこんなに優秀なのに、周りのみんな過小評価だと思うな。
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Bugsy Malone2019/08/1276シリーズ第3弾は百鬼夜行文化祭!今回妖怪同好研究会の皆人君が挑む謎は妖怪絡みの4つの予告状。キャラのたった登場人物もセンスあるユーモアもホロリとするストーリーも、各章の伏線をしっかり回収したラストも、変わらず大変良かったです。読み終わってホッコリした気持ちになれるシリーズ。次作はいつ出るんだろう。
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papako2019/09/0174しまった!シリーズ揃えて読み始めようとして、最終巻から読んでしまった!昔の事件とかに触れながら、物語が進み、あぁ、こういう小説あるよね。とか思いながら読んでました。ま、なんの問題もなく読めましたが、あまり楽しめず。とにかくどこかで出会ったことのあるキャラ達。方言が私には目新しかったくらいかしら。そして、こういう厨二くさい主人公や文章は苦手だ。しまったなぁ。シリーズ買っちゃったし。とにかく1巻に戻ってみよう。
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へくとぱすかる2016/07/1263学園ミステリには共通項がある。それは文化祭がテーマになると、俄然、内容が高まり、それ以前の作品を凌駕してしまうということ。本シリーズでも例外ではなかったようで、前の2冊に比べて、ずっと手が込んだ、読み応えのある作品になっている。これはうれしい番狂わせで、たっぷりと文化祭気分を楽しませてもらった。しかしたった1日とは、登場人物たちには厳しい校則だなぁ。
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瑞佳2017/10/3039シリーズ第三弾。今回は文化祭がテーマ。イイですねえ。日常の謎系学園ミステリで文化祭って云ったらテッパンでしょう!心踊らないハズはなし。また「鵺の謎」というのが縦糸に入った連作短編集になっていて、なかなか読みごたえもありました。『うる星やつら』みたいなドタバタワールドも楽しかったナ。青春の日の健気でまぶしくてひりひりしていて、胸をきしませるほろ苦い雰囲気もびしばし伝わってきて、なつかしさと甘酸っぱさで過呼吸が起こりそうよ。それにしても生徒会長、あんたらちゃっかりしすぎやろう!
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