お待ちしてます下町和菓子栗丸堂 5
発売日 :
2016/03/25
涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結
涙も笑いもすべて受けとめて。人をつなぐ和菓子の物語、完結
浅草に夏がやってきた。和菓子は涼を求められる季節である。水無月、氷室、若鮎。そのうちのひとつ、清流の美を表現する若鮎を作ることになった栗田。これが富樫との思いもよらぬ邂逅をもたらす。はたして、彼の真意とは?
いっぽう、若者の季節の到来に、それぞれの想いが交錯する。栗田は彼女らの想いを受けとめ、応えていくために奮闘するのだった。
葵に影のようにまとわりつく過去の亡霊、富樫と決着をつけるべく。
かけがえのない時をともに歩んできた由加が、新たな一歩を笑顔で踏み出せるように。
物語はいよいよ佳境へ。
浅草に夏がやってきた。和菓子は涼を求められる季節である。水無月、氷室、若鮎。そのうちのひとつ、清流の美を表現する若鮎を作ることになった栗田。これが富樫との思いもよらぬ邂逅をもたらす。はたして、彼の真意とは?
いっぽう、若者の季節の到来に、それぞれの想いが交錯する。栗田は彼女らの想いを受けとめ、応えていくために奮闘するのだった。
葵に影のようにまとわりつく過去の亡霊、富樫と決着をつけるべく。
かけがえのない時をともに歩んできた由加が、新たな一歩を笑顔で踏み出せるように。
物語はいよいよ佳境へ。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048658997
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メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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たっくん2017/01/03148ネタバレあり東京浅草、オレンジ通り、和菓子屋「甘味処栗丸堂」。明治からの老舗、四代目主人は若いが腕のいい職人、栗田仁。白鷺流茶道家元から依頼された和菓子「若鮎」、栗田仁は和菓子のお嬢様葵と試行錯誤を始める。そんな時、珍客がやってくる・・何故か和菓子を食べ手帳を忘れていく。葵の謎解きは・・。葵に付きまとう元和菓子職人富樫、栗丸堂に現れ「調布」を作る、その目的は・・葵の過去を振り切るため栗田は戸が詩を追う。やがて富樫の重い過去、真意が明らかに。そしてすべてを解決するため葵は・・。物語は完結へと向かう。ハッピーエンド。
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とし2016/10/18138待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 5巻。矢神由加さんちょっと可愛そうでしたが、全てが上手く収まり円満解決良かったですね、和菓子を通して甘い完結よかったです。
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ひさか2017/05/3111020163メディアワークス文庫刊。書下ろし。シリーズ5作目。最終巻。富樫さんの病気の顛末は、ちとオソマツ。大団円で良かったです。
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ゴンゾウ@新潮部2017/08/30107シリーズ完結。鳳凰堂に起きた忌まわしい事件、その真相が少しづつ明かされていく。和菓子に対する職人達の真摯な姿勢のぶつかり合いが不幸を呼んでしまった。誤解が解け前に進むことができて良かった。
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ううち2017/02/2498第5弾。色々と決着がつき、ひとまず完結のようです。若旦那の再登場が嬉しい。調布をはじめ、和菓子のウンチクが相変わらず楽しい。才能は時間というのはわかる気がする。
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