運命はかく扉をたたく
発売日 :
1998/03/01
悠季は、日本音楽コンクールに見事入賞。銘器グァルネリを手に入れる。そんな中「守村はホモだ!!」怪文書が流れて…
富士見二丁目交響楽団のコンサートマスター・悠季はプロへの登竜門である日本音楽コンクールに見事入賞したうえ、銘器グァルネリを偶然にも手に入れた。そんな幸運続きの中、団員たちの間に怪文書が流れた。「守村はホモだ!!」悠季の立場は突如危うくなって…?! 表題作の他、恋人で天才指揮者の圭が調達した一軒家に2人は引越すが、そこに、もとの持ち主である幽霊が出現する『引越しポルカ』等、3編を収録。大人気シリーズ絶好調!
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784044346188
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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美雀(みすず)2017/03/1929ネタバレあり再読。悠季の実力は日コンで試される事になるけど、三条さんのバンド仲間のギターテクニックに刺激を受けてしまう。一皮また向けた?芳野がやっぱり化けの皮剥がしたね。それほど悠季が目の上のたん瘤だったんだね。圭が退団を命じたのは正解だった。引っ越しは和気あいあいで楽しかった。悠季がとうとう桐ノ院家に来ちゃった形になった感じです。
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美雀(みすず)2015/12/2925ネタバレあり圭と悠季の関係が一部の団員にバレた。でも応援すると言っているから一安心だけど。二人の新居の引っ越しも順調みたいで良かった。やっぱり桐丿院家の敷居は高いんだろうな。
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rabbit2018/01/2721ネタバレあり第2部7作目、悠季のコンクール3位入賞、課題曲のシベコンの描写がとても好きでした。思わずシベコンを聴きながら、吹雪いた雪原の中で馬橇に乗り、愛しい人の居る家に帰る想像をしてしまいました。譜面上には音符という情報しか表されていない中、奏者としてその記号にどんな背景や感情を込めて表現するかを私ももっと考えなければならないと反省しました。まだまだ本編は続くので楽しみです。
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さとまみ(コミックス&BL小説専用)2017/07/1521「いつか見た雪の純白」 「運命はかく扉を叩く」 「引っ越しポルカ」 いやいやここで、次巻にならないでほしかった。凄く気になるやん。ゆうき、嫌がらせなんてぶっ飛ばせ!
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ハル2021/10/0214ネタバレありシリーズ⑪第二部❼ 本選を前に大きな問題が立ち塞がり焦る悠季。悠季にとってバイオリンとは?難しいねぇ。それでも何クソと奮闘する悠季がスゴい。周りにも恵まれそこを抜けきった悠季に素晴らしい結果が‼︎ そんな悠季にフジミの皆への怪文書騒動が…犯人はあの人でどうして調べようと思ったのか誰かに唆されたのか分からないけどイヤな感じ。圭の機転で新居に同居する理由をぶちかまし引越しを済ませる。光一郎の霊の霊は何を訴えたかったのかな?そして怖い怖い小夜子の依頼で悠季が…桐ノ院家の恐ろしさをヒシヒシと感じました。
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