ヒ-ロ-ズ(株)!!!

発売日 : 2016/04/23
読んだ後はきっと元気になれる、著者会心の人生応援ストーリー第2弾!
読んだ後は元気になれる人生応援ストーリー

「なーんの面白味もない人生やったなあ」――病床にある祖父の言葉が頭から離れないコンビニ店員の修司・26歳は、ある日、借りのある同僚から『ヒーローはキミだ!』という胡散臭い求人広告のアルバイトを持ちかけられた。しぶしぶ指定された場所へ向かうとあったのは、今にも崩れ落ちそうな雑居ビル。そこの会社にいたのは、初老の紳士、ホストのようなチャラ男、そしてよくわからない話をする恰幅の良い社長。いきなり任された仕事は、今をときめく人気漫画家の"お守り"?
読んだ後はきっと元気になれる、著者会心の人生応援ストーリー第2弾!

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みんなのレビュー

  • れみ
    2016/06/29
    とある理由で勤めていた会社を辞めてコンビニで働いていた修司が同僚から「ヒーローズ」という会社でのアルバイトを紹介されたことで始まる物語。おじいちゃんとかヒーローズの同僚やクライアントの人たちとのやり取りにドキドキさせられたり切なくなったり心が温かくなったりして爽やかな読後感だった。
  • ehirano1
    2017/12/04
    「人間は考えることを放棄した瞬間、人間ではなくなるんスよ」が何回も登場します。本書において著者が伝えたいメッセージの一つでることは間違いないのではないかと思います。伊坂幸太郎氏の「魔王」や「モダンタイムズ」を思い出しました。
  • zero1
    2019/05/25
    「ちょっと今から仕事やめてくる」の北川による、軽く読める人生応援歌!喪失から再生へ向かうか?トラウマを抱える修司はヒーロー製作会社でバイトする。元美容師のミヤビや道野辺といった同僚と人気漫画家や女優相手に悪戦苦闘する。バスの恐怖は他人事と思えない。多数派が勝つというのは全体主義の恐怖を示している?自分の代わりはいても、それは自分ではないし、自分の価値を否定しない。「誰もがヒーローになれる」と北川は言いたいのだろう。ラノベとしてはかなり共感できるし面白いんだが、「ちょっと…」に比べると物足りない。続きあり。
  • mae.dat
    2025/03/27
    ヒーローものなのでね、勧善懲悪なもの……ではまるで無くてね。お仕事小説だっただよー(謎)。ヒーロー又はヒロインを手厚くサポートするのがお仕事だよ。料金体系とかを知っておきたいですよね( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。軽い目の話を読もうと思ってね。確かにサクサク読めますよ。ご都合で進んで行く事もなくはないです。でも主人公の修司さんを筆頭に、皆んながそれぞれ少し暗い過去を持っていたりしてね。それがストーリーに奥行きを与えてくれますよね。『あとがき』にある、幼稚園で描いた絵のエピソードが好き♡( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。
  • yoshida
    2017/01/28
    読友さんからの紹介にて読了。「ちょっと今から仕事やめてくる」に続き北川恵海さんの作品を読むのは2作目です。とても読みやすい文体と、考えさせられる言葉が詰まっています。人は考える事を止め周りに流されるのは楽だが、それは自分の人生を生きているとは言えない。皆ながそうだからではなくて、自分はどうしたいのか。主体的な生き方をしなければ自分の人生に納得はできない。そして、皆なが誰かのヒーローになれる。自分だけでなく、周りの人達に目を配り、気遣い、行動に移せれば、それは大きな生きている証となる。充実した内容の作品。